サム・アルトマン男冥利に尽きる。

サム・アルトマンが11/17日にオープンAIのCEOを役員会で辞めさせられて、マイクロソフトへ移籍と
報道されたが、何と11/22日には元のオープンAIのCEOに復帰したのである。
通常役員会（理事会）で役員がクビになったら、すぐに又役員に復帰するなど通常はあり得ない。
今回は、まず考えられない事だが、オープンＡＩの社員の９割がアルトマンの復帰を望み、
そしてもしそれが叶えられないなら、我々全員マイクロソフトへ移籍するとまで
アナウンスしたのである。
日本では従業員は、例えばある役員をクビにするのは反対だと思っていても、行動には移さないですよ。
日本であるとすると、大物顧客が要求して来るのは有りますね。
何故あの役員を首にするのだ。もしクビにするなら、御社から買わないぞと脅して来るのは有ります。
そうなると、役員会はその役員を罷免する事を撤回せざるを得なくなります。
今回は従業員の９割がアルトマンのCEO復帰を望んだわけです。こんな事を自分がされたら
嬉しくて嬉しくて泣きだしてしまうだろうな。
オープンAIの従業員は、おしなべてアルトマンの技術力の高さや今後のオープンAIにはアルトマン
が絶対必要だと言う事を認識していたわけである。
これまで人間性や能力を従業員から支持されているのだから、これは男冥利に尽きますよ。
うらやましい限りです。