- 名前
- やし
- 性別
- ♂
- 年齢
- 46歳
- 住所
- 岡山
- 自己紹介
- 20代最後の年齢になりました。 そろそろ出会いを求めようと思うようになりました。 コ...
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お互いの責任
2005年11月06日 19:13
最近太ってきたので、アルファリポ酸を
ビールで流し込む。やしです。
ウォーキングの後のビールは最高!いぇい!
さて、どうやら、ここのブログは恋愛をメインにした感じなので、自然と
そういう話題が出てくる。おれも便乗してみよう。
ちなみにかなり長文です。
今日のテーマは「浮気」
浮気、いや二股を掛けられていた。1年4ヶ月も。
アホですから、そんなにも気づかなかったんですわ。
いや、気にも留めなかったというベキだな。
彼女は内気な人だった。友達も少なく学生時代は登校拒否もしていたそうな。
学校大好きだった俺とは正反対と言ってもよい。
なんとなく知り合いの紹介で遊ぶようになり、自然に付き合うようになった。
多分、全然合わない価値観が良かったんだと思う。
今まであまり外で遊ばなかった彼女をいろんな所に連れて行くのは楽しかった。
始めは恥ずかしくて手も繋いでくれなかったけど、少しずつ変わっていく
姿を見るのは、俺の喜びだった。
何度か彼女が泣きながら電話をしてきた。
どうやら昔の知り合いの男が、俺と付き合っていることが気に入らないらしく、しつこく電話してヒドイことを言われるという内容だった。
始めは「気にするな」って放っておけば無くなると思っていた。
しかしそれは何ヶ月も続いた。
おれはそいつに会って話をさせてくれと言った。
でも「面倒なことになりたくない」「もう少し様子を見る」って言葉にズルズルとその機会を失った。
暫くすると、そのストーカー行為みたいなのは無くなったようだった。
彼女とは結婚を考えていた。今までお金にルーズだった俺は、先のことを考えて節約し、定期的な貯金を始めた。
2年もすれば彼女のうちに挨拶に行こうと思っていた。
2年あれば、それなりのお金としっかりした地位が築けるハズだったから。
2年目のクリスマスイヴ。彼女は昼に仕事があるので夕方から会う約束をしていた。
俺は驚かせようと思い、いつもより少し早く、彼女を迎えに行った。
そして、知らない男と会っているのを見てしまった。
俺は動揺した。見てはいけいモノを見てしまったと思い、逃げ出した。
状況を整理しないと言い争いになると思った。
しばらくして、彼女から電話があった。「仕事が終わって帰ってきた」との電話。
俺は何年振りか、キレた。
彼女を車に乗せ、話をさせた。
「帰って来たところに知り合いが来てて話をしていた」と言った。
今まで男の知り合いなんて聞いたことが無かった。
それに聞かれなければ話さないでいた彼女に不信感があった。
しかし、「絶対何も無い」と言う彼女を信じるしかなかった。
何より、問い詰める材料は何もなかった。
次の日も会う約束をしていた。
会っている途中で一度家に寄る用事があると彼女が行ったので送って行った。
暫く待っていたのだが連絡も無いので、迎えに行った。
昨日からの不信感から、何か引っかかる思いがあった。
彼女は慌てたように家から出てくると「行かないといけない所がある」
と言った。
一人で行きたそうだったのだが、俺は彼女を無理やり車に乗せ、どこに行くのかと聞いた。
始め彼女ははぐらすような事しか言わなかった。
何とか場所を行ったので、そこにおれも行くことにした。
車のなかで彼女は慌てていた。
俺はもう確信していた。「今謝るなら許す」と何度もいったのだが、
彼女は「何にも無い」と言い張った。
そこにはあの男がいた。
彼女は何も言わず下を見ていた。
俺達は冷静に話し合った。何が真実なのかを彼女の口から聞きたかった。
しかし、それは聞けなかった。
その男と話て分かったことは、彼女は両方の彼女であった事。
そしてその男が例のストーカー君だった事。
俺が彼女と関係を絶つ理由は、それだけで十分だった。
自分が考えていたこと。してきた事。全て裏切られた。
しばらく、それだけだった。
それ以来彼女とは会っていない。
知り合いからは随分反省していて、俺とやり直したいと言っているらしい。
....
それから俺は違う女性と付き合った。
考え方もしっかりしていて、素晴らしい女性だった。
趣味もあったから、何をするにも凄く楽しかった。
始めは。
次第に意見がぶつかるようになった。
お互い考えに自信があったから。
そして、お互いの考えはどちらも正しかったから。
正しいのにぶつかる。
正しいからぶつかる。
車のハンドルには”遊び”がある。
俺達は考えに”遊び”が無かった。
だから、お互いを不自由にさせた。
「他の人だったら、もっと楽にさせてくれるんじゃないか」
って思うようになった。お互いに。
結局その人とは長続きせず、別れることになった。
少しだけ、前の彼女の気持ちが分かった気がした。
俺は彼女の望む付き合いが出来ていただろうか。
自分勝手に彼女を変えて喜んでいたんじゃないだろうか。
本当はもっと、ゆっくりした時間が欲しかったんじゃないか。
”遊び”の無い考えで、彼女を縛っていたんだ。
俺がいたらないから、彼女は他の男にすがったんだ。
「恋愛における衝突は、どんなことであろうと、お互いに責任がある」
これを身をもって理解した。
長々と書いたが、最後まで読んでくれた人に言いたいのは、
「浮気されたと怒るだけ、嘆くだけでは何も変わらない」
ということ。
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