- 名前
- nomiya8
- 性別
- ♂
- 年齢
- 80歳
- 住所
- 埼玉
- 自己紹介
- 私の酒は食前酒で飲むと陽気になり歌ったり踊ったり。信条は去る者は追わず来る者は拒まず...
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アメリカでの出来事
2007年07月25日 15:33
1968年の秋、現会社の同僚が彼の家から近い所にアパートを見つけてくれた。
場所はマンハッタンだが大分上の方で、200何丁目かに相当する所のハドソン川に近い所だった。
その辺に来ると横切る道には数字の番号ではなく、固有名詞の名前が付けられていた。
私の住むアパートの周りは木々に囲まれ、緑の多い場所だが、ブロードウエィの地下鉄駅の周辺は、俗に言うイスパニッシュ系が多く住んでいる。
そのアパートは3階建てで各階2所帯になった集合住宅の様になっていて、私はその1階部分の一つを借りた。
一応ファーニッシュド(家具付き)だが、ソファーベッド、パイプベッド、クロゼットと厨房一式だけの簡素で古い物ばかりだが家賃も安いのでまあまあかな。
移って半月程してから家内が来て事実上の新婚生活の開始となった。
彼女が着てから1ヶ月程して、未だ日本人が大変少なかったその頃、人からの紹介で何人かの日系アメリカ人とも知り合え、
多少安心して会社に出かけられるようになった。
当時日本食材等帰る所もない時代で、近くのスーパーで買った物で食事を作っていた。
ところがある日、誰かに教わり魚を買ってきた。
その肴を焼き始め10分位した頃、入り口のベルが鳴った。
私の所に人など尋ねて来た事はなかったので、今頃誰だろうと戸を開けると、そこにたまに見かける上の階に住んでいる人だった。
何か言っているが良く聞き取れない。
どうやら彼はアメリカ人じゃなく、何処かユーロッパからの様な感じの人だった。
暫くやり取りしていたが要約すると、
変な臭いがしていたが火事じゃないのか、と言う意味だった。
何の魚か覚えていないが、それを焼いた煙がキッチンの排気ダクトから外に出て、初めて嗅ぐ異様な臭いで心配したのだった。
家内に告げて、急いで火を消し、彼にそれを説明し漸く納得し帰っていった。
私と家内は顔を見合わせ腹を抱え大笑いしてしまった。
このデジログへのコメント
訪問ありがとうございます(^^)
その後、その方とのコミュニケーションは続きましたか?
お馬鹿な疑問でごめんなさい。ヨーロッパの人って、魚を焼いて食べる習慣はないんでしょうか?
その後、お変わりないですか~?日本は今、死ぬ程、暑いです。(≧∇≦)ノ彡
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