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書籍:「自分の言葉」で人を動かす
2016年10月13日 23:55
今日の紹介は、木暮太一氏の著書です。
■「自分の言葉」で人を動かす
■木暮太一(著)
相手に伝わる文章を書くにはどうしたらいいか、この商品の魅力を消費者に伝えていくにはどうしたらいいか、日々考え、悩んでいらっしゃるという方は少なくないでしょう。
あるお店でPOPを見ました。
「この言葉いいな」
「言葉につられて、つい買ってしまった」
このような経験を誰しもあるのではないでしょうか。
そのような伝わる言葉をつくるにはどうしたらいいか、本書では非常にわかりやすく解説されています。
それでは特に参考になった話を紹介していきます。
●いわゆる「オタク」が熱中して話をし始めると、それ以外の人はなかなか理解しづらくなります。
アイドルオタク、昆虫オタク、電車オタク・・・・・・。
それ自体は立派な趣味ですが、知識が深すぎるがゆえに、まわりがついていけません。
同じ趣味、同じくらいの知識量がある人ならともかく、詳しくない人から見たら「マジどうでもいい」話にしかならないと思います。
そう、言いたいことだけを話しても、人は動かないのです。
本人は、一生懸命そのおもしろさを言いたくて仕方がない。
でも、相手がまったく興味を持たないので、おもしろがってもくれないし、「今度ご一緒に」と誘っても、遠まわしに断られてしまいます。
これはビジネスの場でも起こり得ることです。
たとえば、新商品を他社に営業するときに、とにかく必死に覚えたその商品のメリットばかり並べ立てても、ポカンとされてしまうでしょう。
「教える」というのは、「自分が教えたい」ではありません。
「あなたに教えたい」なのです。
一人称ではなく二人称。
これを知らないと「言いたいこと」を話すだけになり「マジどうでもいい」から抜け出せなくなってしまいます。
(P49~50 引用)
自分が伝えたいことを伝えるのではなく、相手に教えたいことで、かつ相手に興味を持ってもらえることを伝える必要がありますね。
営業の世界で、「知識は豊富だけど売れない営業マン」を見てきました。
要因はこの部分にあるのではないでしょうか。
相手目線で伝えていく。
当たり前のようで、失敗してしまいがちな重要なことですね。
●「自分の言葉」を発信したいとき、「切り口を変えよう」「斬新な切り口を探そう」と考える方は多いようです。
でも、「切り口」のイメージはなんとなくわかっても、どこかぼんやりしていて、「切り口切り口・・・・・・」と呪文のように唱えるだけになってしまいがちです。
そこで、「切り口」という言葉をやめて、「誰に教えたいのか?」という楔(くさび)を打つことで、視点をはっきりさせていきましょう。
たとえば、いつも同じようなコメントになってしまう。たまには違うことを言いたい、と思ったら、「教えたい人」を変え、違う人を想定してみましょう。
これだけでびっくりするぐらい多くの要素が自分から出てきます。
まず、いろいろな対象者をイメージして、「この人に教えたいことは何だろう?」と考えてみてください。
そうやって、ふだん向いていないベクトルに情報や感情を絞り込むと、今までと違った言葉が出てきます。
完全にターゲット外と考えていた層に対しても、「教えたいこと」は意外にあるものです。
教えたいことがある、ということは、その層の人たちにも興味を持ってもらえそうなポイントがあるということです。
(P111~112 引用)
同じ商品でも対象者が変わることによって、ささる部分が変わってきます。
「教えたいこと」を変えることで、より相手の心を動かせるようになるのです。
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