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中日新聞より。
2016年10月05日 23:55
『子どもたちに元気をもらって』
豊橋市の原さん(七〇)は「東山住みよい町づくりの会」の会長を務めている。
学童の登下校時のパトロール「見守り隊」が主な仕事だ。ボランティアの登録者は六十八人。高齢者が多い。
原さん自身も十年ほど前から参加している。
「そんなに長く続けられる秘訣は?」と尋ねた。
すると…。
「『無理なく』が何よりの続けるコツです。みなさんにも体調が悪い日や旅行などに出掛けるときは遠慮なく休んでもらっています」
五月のある日のこと。下校時にパトロールしていると道端で輪になっている小学校低学年の一団に出くわした。その中の一人の子が原さんたちの姿を見つけて「パトロールのおじさん!」と声を掛けてきた。
のぞき込むと真ん中に両膝を擦りむいている女の子がいた。
慌ててガーゼ付きばんそうこうを取り出そうとすると、別の女の子が「ティッシュもばんそうこうもあります」と言い差し出した。
どうやら、みんなで傷の手当をしてあげようと相談していたが、うまくできなくて悩んでいたらしい。傷口を見ると土で汚れて血がにじんでいる。
「誰か水筒にお茶が残っていないかい」と尋ねると、一人の子が差し出した。
ティッシュにお茶を含ませ、傷口の汚れを洗い流して応急措置を施した。
汚れたティッシュを持ち帰ろうとすると、一人の女の子の手がスッと伸びて「私、家が近いから持って帰ります」と笑顔で言う。なんてしっかりした子だろう。
原さんは「ありがとう、お願い!」と手渡した。
「もう一つ。子どもたちの笑顔が元気の素になって続けられます」と原さんは話す。
《中日新聞掲載 2014年(平成26年)8月24日》
このデジログへのコメント
こういう話を聴くと親の姿が想像されます。
おとなの姿こそ教育だと思います。
私は毎週防犯パトロールに歩いていますが、夜なので子どもに接することがないのが残念。
koujiさん:パトロールで子供がいたらそれこそ心配になるけど、小さい子は確かに可愛いですもんね
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