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「海を感じる時」レビュー☆

2014年08月26日 01:00

「海を感じる時」レビュー☆

市川由衣主演他。高校生の恵美子(市川由衣)は、新聞部の先輩・洋(池松壮亮)に突然キスを迫られるが、「決して君が好きなわけじゃない。ただ、キスがしてみたい。」と言われる。衝動的に体をあずける恵美子だったが、あくまで洋は「女の人の体に興味があっただけ。君じゃなくてもよかった。」と言い放ち、拒絶する。幼い頃に父親を亡くし母親にも厳格に育てられ愛を知らずに育った恵美子はそれでも洋を求め、必要とされたいと願いながら寄り添っては傷つき反発していくが・・・。愛を知らない少女は、一人の男と出会い、「女」へと目覚めていく―。“文学上の事件”と評された衝撃の純文学、ついに映画化

完成披露試写会に行ってきました。生・池松くん(笑)観てきました。主題歌アコースティック演奏に不覚にも涙が出そうに・・・(;_;)

6点!!原作読んでます。原作は、余計なものを全て削ぎ落とした形で、映画は、それに肉付けしていったものでした。原作の、その後もし~まで描いているので、原作を読んでいる方は、観て損はしないと思います。市川由衣ちゃんが、高校生役を演じているのが凄いです(@ ̄□ ̄@;!!) でも、やっぱり、池松くんが先輩役じゃ、二人揃うと、「姉ちゃん」とか聞こえてきそうで、無理がありましたね(>_<) 間とか小物の使い方とか、凄く監督のセンスが出てると思いましたが、私は余りハマらなかったです。何処にでもいる男女の何処にでもある話を、映像化しているので、とても難しく、けれど、洋なんかをきちんと愛すべきキャラクターに仕上げてくるのは、流石の池松くんの演技でした。何処にでもな話だけれど、恵美子の心の歪みは深くて、観てる側は痛いけど、無我夢中って痛いものだし、どこかしら自分のアンテナに引っ掛かるところがあるのが、この作品の魅力なのではないかと思います。そこを外さずに描けてるだけで、成功の類に入るのではないでしょうか。2014年公開。

このデジログへのコメント

  • ユリ 2014年08月27日 01:44

    デジ的なことを付け加えてみると、男性の友人曰く、あえてエロい場面を作っていっている感じで、エロ過ぎて作品に集中できないとも言っていました(^^;)

  • ユリ 2015年10月11日 02:37

    > julianさん
    一緒に行った男性がエロ過ぎて物語が頭に入ってこないので減点って言ってました。市川さんは女の嫌なところを出すのがうまいなぁと思いました。

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