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「ホットロード」レビュー☆

2014年08月03日 00:05

「ホットロード」レビュー☆

能年玲奈主演他。こんなに誰かを大事なんて、思ったの初めてだよ―亡き父親の写真が1枚もない家でママ木村佳乃)と暮らす14歳の少女・宮市和希(能年玲奈)は、自分が望まれて忌まれてきた子どもではないことに心を痛めている。ある日、学校に馴染めずにいた親友(竹富聖花)に誘われるまま、夜の湘南出会ったのは、Nightsナイツ)という不良チームの少年、春山洋志(登坂広臣)。はじめは傷つけ合っていたふたりだが、和希は春山が身を置く世界に安らぎや戸惑いを覚えながらも、急速に春山に惹かれてゆく。春山もまた和希の純粋さに惹かれるが、Nightsのリーダーになったことで、敵対するチームとの抗争に巻き込まれていく―。主人公に共感する若者たちによって時代を超えて読み継がれている不朽のコミックがついに映画化。ふたりの純愛だけでなく、母と娘の愛をみつめた、命の再生の物語。

6/10点!!14歳。自分が親にとって一番に無条件に愛されていないと気がすまない年齢。自分より速く大人になる周りに寂しさを隠せない年齢。真っさらで純粋だからこそ、色々な物事に傷付き、色々な事を愛そうと、受け入れようと、必死な和希の、もがきと成長を、丁寧に描いた作品でした。全編を通して、和希の、お願いだから私を見て!私を愛して!という見えない叫んだ傷が、ビシビシ刺さってきました。この役を、嫌味なく、等身大に演じられるのは、やはり能年ちゃんだなと思いました(^_^)ストーリー展開的には、春山と和希が出会って、母親との関係がメインに描かれていて、特に何かが起こってストーリーが転がるという内容ではないため、和希に共感出来ないと爆睡必至ですが、劇場は、中盤からすすり泣きの嵐、終わってもすぐに席を立つ人はいなくて大拍手だったので、皆、自分の中の‘あの頃’に出会えたのかなと思えました(^^) 和希の成長がメインとはいえ、登坂さんのカリスマ性が弱い事と、Nightsメンバー立ち位置と心境が分かりにくいので、能年ちゃんが出てる時以外のシーンがぼやけてしまっていました。抗争のどうでもいい感が、半端なかったです。あとは、母親少女過ぎるだろという振舞いすら、それぞれの立場を尊重して、否定せずに描いているのが、良かったです。若い頃に悲しみや苦しみを経験してからこそ、人は、誰かを愛することを知り、愛される喜びを、成長に変えていけるのだという、道徳かっていうくらい直球のメッセージ作品です。2014年公開。

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