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「ばしゃ馬さんとビッグマウス」レビュー☆

2014年08月16日 01:04

「ばしゃ馬さんとビッグマウス」レビュー☆

麻生久美子安田章大主演他。学生時代からシナリオライターを目指しているが、なかなか芽の出ない馬淵みち代(麻生久美子)は、友人のマツモトキヨコ(山田真歩)を誘って社会人コースのシナリオスクールに通うことに。そこで出会ったのは、超自信過剰な年下男の天童義美安田章大)。根拠のない自信で“ビッグマウス”を吐きまくる天童を毛嫌いする馬淵だったが、なんと天童は“ばしゃ馬”のようにシナリオを描き続ける馬淵に恋をしてしまう!お洒落恋愛もそっちのねでシナリオライターになる夢しか頭のない馬淵、突然の恋をきっかけに自分を見つめペンをとる天童、反発しあっていた2人の距離は徐々に縮まるけれど・・・。人はいつだって夢を抱いて、その夢を叶えるために頑張っている。だけど、その夢が叶わない“かも”しれないとしたら・・・。夢をあきらめられずにもがき続ける彼らの挑戦と葛藤を描いたヒューマンコメディ

4/10点!!二人が走り出すまで、馬淵の「辛い、きつい。」というシーンが、淡々と続くので、麻生さんの演技を持ってしても、なかなかきつく・・・もう少し、コメディタッチにしたり、展開あったりしてもいいんじゃないかなと思いました。その分、脚本家を目指す=今、夢を追っている人を丁寧に描いてはいたので、元彼岡田義徳)の部屋で泣くシーンは、それまでの流れを汲んで、一緒に感情移入して泣きそうになってしまいました。それにしても、あの元彼部屋でのラブシーンのリアルさったら。「好き」とか言葉に出した途端、手止まる元彼(笑)、吉田監督のこういう男女のリアルな生々しさの描き方、好きです(笑)前半の馬淵と天童台詞は、全部、夢を追う若者へ、監督から、天使と悪魔のささやきで、一人二役なんじゃないかなと思ってしまいました。脳内妄想を具体化したら2人出来たみたいな。最後までどうなるのかな?夢叶うのかな?せめて足がかりはつけられるのかな?というのをラストまでひっぱれるテーマなので、観ている内に、夢に向き合う事、諦める事、生き方、色々、心に響いてきて、馬淵と同世代ですし、切ないけど、前向きな気持ち、けど、切ないのが、良くわかりました。ラスト天童の告白も、諦め悪い感じと、二人の関係が、すごく良かったです。脚本家を目指す人へのエールだと間口が狭すぎると思いますが、何かにずっと悩んでる人たちへ、吉田監督からの辛口エールな作品だと思いました。2013年公開。

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