- 名前
- たかふみ25
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- 年齢
- 39歳
- 住所
- 山形
- 自己紹介
- 基本的にメル友募集ですがご近所ならば逢いたいぜ。 クリエイター気取りのバカです。 ラ...
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【魔法少女っ】20-5、エアコンとペンギン【メロン】
2011年07月13日 20:40
「良く寝ました~」
氷づけが融けて、寝ぼけ眼な茜。
「朝は弱めなんです~」
「そ、そりゃ難儀だな」
サダムは一抹の不安を感じて後ろずさる。
「やばっ」
ギクッとなる小春。
「どうしましたか?小春」
千歳は尋ねる。
「茜、寝起き機嫌悪いと怖いんだ」
「典型的ですわね」
「ペンギンペンギン~」
ペンギンは口を開けて勢い良く何かを噴射した。
「毒ぎり?」
咄嗟に避ける小春と千歳。
「高熱スチームですわ」
「なんでやねん」
「わはは。エアコンペンギンはメカネガイナーだと言ったろうが。抜かりはないわ」
勝ち誇るサダム。
「朝からうるさいです~」
ボコボコボコボコ
「うぎゃ~」
「哀れだね。こっちも早急にかたをつけよう!ミッドナイト・ベル!」
チリーン
「まだ朝です~」
いちいち突っ込む朝起き茜。その都度ボコボコにされるサダム。
「ぎゃわ~」
「コバルト、メガアンジェラス!」
「ペンギンペンギン~」
カチコチカチコチカチコチ
今度はペンギンの方が氷づめにされる。
しゅううう~。
浄化されるペンギン。
「おのれ~またしても~」
ボコボコボコボコ
「覚えテロ~、スターライト」
律儀に敵のユニット名を覚えておくサダムだった。
……。
そこにはスチームペンギンと窓エアコンが落ちていた。
「何か便利そうな戦利品だなぁ」
「せこいですわね」
「せこくてもここにうち捨てるわけにはいかないよ。そうだ。演劇部の備品にしよう!」
勝手に決めつける小春だった。
「おはようございます~」
ちゃんちゃん
次回、「決戦!ホロコースト」
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