- 名前
- たかふみ25
- 性別
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- 年齢
- 40歳
- 住所
- 山形
- 自己紹介
- 基本的にメル友募集ですがご近所ならば逢いたいぜ。 クリエイター気取りのバカです。 ラ...
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【魔法少女っ】19-1、結成!魔法少女隊【柑橘類】
2011年07月01日 20:09
ここは悪の根じろ、ネオバビルの塔。全長635メートルだそうだ。
「さて、暇じゃな。少し遊んでやるじゃのう」
最強の4将軍、チャウシェスクがついに立ち上がった!
がしゅごーん(雷鳴)
「わーいわぁーい」
子供達にまとりつかれる小春。
「なんであたしがこんな目に」
目で微笑みながら、小春は困っていた。
実は茜の親の気まぐれで、保育園のピクニックに同行する事になってしまったのだ。
持ち前の明るさと雰囲気で、小春はたちまちのうちに子供達になつかれてしまったわけだ。
茜の方は後方で、保育士達と世間話をしつつ子供達を見守っていた。
「さすがに車椅子では山登りはできませんわ。手伝えなくて残念ですわ」
時おり、千歳からメール連絡が入る。
千歳は保育園で留守を守りつつ。ピクニック先で何かあったときの対応待機の手伝い要員となっていた。
「おじょーさん、遊んで~」
子供が千歳の近くに寄り添う。虚弱でピクニックに参加できない子供に構うのも手伝う内容だ。
「やれやれ、体の良いただ働きですわね」
「おじょうさん、ごほん読んで~」
子供達は千歳を雰囲気から「おじょうさん」というあだ名をつけていた。
「よろしくてよ。帝王学のごほんを読み聴かせますわ」
「ていおうがく?」
「安眠のごほんですわ」
少し悪戯な笑みを千歳は浮かべた。
……
「そろそろ目的地についた頃合いかしら」
ピクニック先も保育園もけだるい平和な日曜の午後……になるはずだった。
続く!
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