変化のない毎日

朝起きると頭が重い。
今日も朝4時に目が覚めた。
でも二度寝ができるようになった。
少し進歩したか。

もういちど目覚めると、6時になっていた。
布団を抜け出して、朝食のパンをかじる。
コーヒーを飲みながら、今日をどう過ごすか考える。
無駄だ。
考えたとおりにいったためしがない。

本当は高血圧なのだけれど、朝から午前中にかけてすごく頭に血が足りないような感覚に苛まれる。
もちろん何一つできない。
する気にならないのだ。

それでもかろうじてネットをはじめてメールをチェックしたりニュースを見たりする。
その割には何も頭に入ってこないのだけれど。
それでも少し画面を見ては、ごろりと横になって目を休めてしばらくごろごろする。
その繰り返し。
そしていつ間にか昼になる。

昼にはカップラーメンを食べる。
買い物にはほとんど出ない。
買い置きしてあるもので間に合わせる。
外出ができないのだ。
他人の目が怖いのか。
何の理由なのかは自分でも理解できていない。

おなかが満たされると、眠気に襲われる。
昨日もそうだった。
今日も結局眠気には勝てなかった。
記憶があるのは1時半頃まで。
きがつくと5時になっていた。
テレビをつけっぱなしだ。

本当に無駄な一日。
何も残らない一日。
こんな一日を何日過ごしたことだろう。
そしてこれから何日過ごすことだろう。

未だこの変化のない毎日を脱出する手立てを見出せない。