利益優先の末

ある店のユッケが原因で食中毒が発生した。
子供が二人亡くなり、他にも入院患者もいるという。
いろいろ話を聞いていると、生の牛肉の安全性を既定する法律はないそうだ。
厚労省では提供事前に販売側でチェックすることを求めていたそうだが、罰則はなかったそうだ。

案の定、今回食中毒を出した店では、ここ2年ほどチェックを行っていなかったとのこと。
これはどう言い訳をしても、店側の落ち度があったことには間違いない。

そこでふと思う。
他にもそういう店はあるのではないか？
罰則がなければ、守ることは無い。
安全よりも利益優先なんて考えの店はいくらでもありそうだ。

そうなると、ユッケだけの話ではない。
タルタルステーキは？
ステーキのレアは？
いろいろと不安が出てきます。

利益優先。。。安全後回し。。。どこかで聞いた話です。
そう、原発事故。
やはり日本における利益最優先の風潮は、決していい社会を形成していなかったようです。

個人的には私は生肉は食べない人なので、あまり関係ないのですが、ユッケ好きの方には、結構大きな問題ではないでしょうか。

ここは、やはり日本社会のあり方自体を少し考えなければいけない転換点なのではないかと思います。

ああ、偉そうに何か語ってしまった。。。