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「ブルーバレンタイン」レビュー☆

2011年04月30日 17:39

「ブルーバレンタイン」レビュー☆

ライアン・ゴズリングミシェルウィリアムズ主演。ディーンライアン・ゴズリング)とシンディミシェルウィリアムズ)の夫婦は娘のフランキーと3人暮らし。長年の勉強の末資格を取り、病院で忙しく働く妻のシンディの一方、夫ディーンの仕事は芳しくない。お互い相手に対し不満を抱えているが、口にしたら平和な生活が壊れてしまうことも知っている。出会った頃の二人は若く、夢があった。お互いに相手に夢中で毎日が輝いていた幸せな日々・・・愛が変化していくどうしようもない現実と、だからこそ輝かしい愛が生まれる瞬間―過去と現在が交錯し、愛の終わりと誕生が重なり合う。永遠に“変わらない”愛なんてない―そう知っているあなたへ贈るラブストーリー

8/10点!!愛が終わる瞬間と、永遠を誓い合う瞬間を、重ねて来るなんて、反則です(ToT) 切な過ぎると同時に、身に積まされる思いです(>_<)「女は、成長していく愛が欲しかった。男は、永遠に変わらない愛を求めた。」と、キャッチフレーズにありますが、永遠に変わらないものなど、この世にはひとつも無くて、普通は、誰もが、それを切なく思いながらも、成長したり、卒業したりします。でも、家族だけは、卒業出来ない。恋に落ち、愛を生む事は、容易に出来るけれど、その愛を持続させ、変化、成長させて、共に生きるというのは、何て難しいことなのだろうと、改めて思いました。ガラガラと全てが壊れていく中で、その中に、成す術のない二人がいて、それでも、人は恋をし、誓い合うという、世界中で、同じ時間に、相反する事が、日々繰り返されているんだなぁと、妙にリアルに感じました。それでも、出逢った頃の想い出だけは、美しく、永遠に輝くのだから、人間とは不思議なものです。(だからこそ切ない生き物です。)主演二人の演技が、実にリアルで生々しく、胸にダイレクトに突き刺さります。音楽と映像も、洒落ていて、とても良くて、エンドロールの作りは、切なさ爆発で、ヤラレました。後から、ジワジワ切なさがきて、泣きたくなるタイプの作品です。何度でも観たいです。(Mではないです(爆))2011年公開。

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