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「少女たちの羅針盤」レビュー☆

2011年04月13日 22:00

「少女たちの羅針盤」レビュー☆

成海璃子主演他。ねぇ、殺すってどんな気持ちだった?―廃墟となったホテルを貸し切り、ネットシネマの撮影が始まろうとしていた。主演の舞利亜に、改訂されたはずのシナリオが届いていない。更に壁には不気味な落書きが。「誰かが自分を陥れようとしている?」それは4年前にさかのぼる。伝説女子高生劇団羅針盤”に起きた悲劇、その真相が明らかになる時が来た・・・。犯人目線で真実が溢れてゆく緊張感あふれるミステリー

6/10点!!完成披露試写会に行ってきました。登壇キャストは、監督始め、司会は前田健、主演は成海璃子忽那汐里森田彩華草刈麻有黒川智花と、まぁ~フレッシュで華やかな舞台挨拶でしたo(^o^)o成海璃子ちゃんが着てた、淡いグリーン和柄のアシンメトリーの衣裳が、とても可愛かったです♪あらすじが解りにくいので、補足しますと、羅針盤メンバーの不可解な死から四年後、女優になった犯人が、撮影現場に行くと、不可解な出来事が起こり、次第に追い詰められていく現在と、四年前の過去がリンクしながら物語が進んでいくという感じです。私は、耳は良い方だと思うのですが、犯人の声や後ろ姿が、何度出て来ても、ラストまで全く犯人が分からなかったです!w(☆o◎)w羅針盤メンバーの誰が殺されて、誰が殺したのかも、ラストまで、全然解らなくて、こんなに仲の良いメンバーに一体何が!?と気になる反面、高校生の彼らの、友情と愛、未来への夢、自分ではどうする事も出来ない事への葛藤などが、とても丁寧に爽やかに描かれていて、青春群像劇としての完成度も、高いと思いました。犯人が分かるシーンが、唐突過ぎて、感情移入しにくかったので、クライマックスを、もう少し盛り上げて欲しかったです。終わり方は、舞台みたいで好きです♪瑠美(成海璃子)、梨里子=バタ(森田彩華)、蘭(忽那汐里)、かなめ(草刈麻有)の、個々のキャラクターと背景設定も、しっかりしていたので、ダラダラすること無く、観る事が出来ました。成海璃子ちゃんが、また太っていて、彼女の体重管理は誰がしているのだろう?といつもながら疑問に思いました。演技力も、周りに飲まれている感があり、残念でした。ミステリー+青春群像劇中高生向きですが、作品としての完成度は高いです。2011年公開。

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