- 名前
- 京介
- 性別
- ♂
- 年齢
- 72歳
- 住所
- 神奈川
- 自己紹介
- 青森生まれで京都育ち。 今は横浜です。 スキーとスノーボードの先生もしていました。 ...
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「砂漠に種を蒔く」
2011年01月28日 00:22
フェニキア人が交易の為に移住し、「カルタゴ」が建国さられたのが紀元前800年ごろ。
ローマとの3度の戦い「ポエニ戦争」は有名です。
将軍ハンニバルは学校で習い、覚えている人も多いと思います。
その国こそが「チュニジア」で、わが日本と同じく、長い歴史がある。
1987年から一党独裁が続いていたのですが、昨年末「ジャスミン革命」が起こりました。
民主主義の概念はともかく、アラブ諸国で初めて普通選挙に依る民主主義国家が生まれるかも知れません。
この革命は、ウィキリークス、ユーチューブ、フェイスブックそしてツィッターに因る革命と言っていい。
一つの国の体制をひっくり返す程の力がそれらにはあるのを、まざまざと見せ付けさせられた。
それにも関わらず、江田法務大臣は会見で「この歳になるとその辺りの事は分からない」
そんな悠長なことを平気で言う。
この方にとって、無能が恥だと言う事すら、もう感じないらしい。
江田さんだけではなく、通信の総務大臣の片山さんまでもが同じ認識なのには驚く。
その点、パーツが揃えばパソコンを組み立てられるらしい与謝野さんは、まだマシか?
少なくとも原口さんは、その威力をよく解っていた。
「私は南の出身で、祖父が砂漠に種を蒔くのを見て育ちました。
種を蒔いて待つ。雨が降れば植物が育つ。
だから、砂漠であろうと種を蒔かなくてはならないのです。
あした雨が降れば、すばらしい。
でも、すぐに降らなくても種がそこにあれば、いつか雨が降ったときに芽を出して育ちます。
何もなければ何も育たない。
砂漠に種を蒔く、この態度で私はすべてに臨むことにしています」
これは亡命先のパリからチュニスに戻り、次回の大統領選に立候補した「共和国のための会議」党のモンセフ・マルズキさんの言葉です。
意味深い、素晴らしい生き方です。
(「パリの窓から/飛幡祐規」 http://www.labornetjp.org/news/2011/0123pari)
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