- 名前
- 京介
- 性別
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- 年齢
- 72歳
- 住所
- 神奈川
- 自己紹介
- 青森生まれで京都育ち。 今は横浜です。 スキーとスノーボードの先生もしていました。 ...
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ナベツネさん
2011年01月26日 00:20
私の大好きな?マスコミ界のドン、いや今や総理を決めるキングメーカーの一人です。
その読売グループ会長、渡邉恒雄さんが訴えられた裁判が今日から始まります。
名誉毀損による、損害賠償と謝罪広告を求める民事訴訟。
この裁判の要旨・・・・・
読売の社説を書いていた原告の前澤猛さんを、被告の渡邉恒雄さんが書かせなくした、と言うもの。
その理由・・・・・読売の「社論」に沿わない「社説」を被告が書いた。
被告は一度もそんな記事は書いてないと言う。
ジャーナリストとして、新聞社の考えと違う意見を社説に載せる事は、ジャーナリストとして失格だそうです。
この辺りのことが分からないのですが、そんな社説がどうして載る・・・?
主筆または論説委員長がオーケーを出さない限り、印刷されません、よね?
この件には、あの江川卓さんのドラフト外インチキ事件が関係します。
あの事件には、虎キチの私は未だに納得出来ません。
「新聞協会報」2007年10月16日付、「新聞文化賞受賞者に聞く-激論の末、社論確立」をタイトルとするインタビュー記事・・・・・
「編集局総務のころ、前任の論説委員長と激論を戦わせた。社論と反対の社説を執筆した論説委員に執筆を禁じたこともあった。たとえば『自衛隊一つをとっても』」・・・と被告が言ったと書いてある。
「被告は編集局総務のころ、前任の論説委員長の加藤祥二氏に対して、江川卓氏のドラフト外巨人入団問題(1978年11月21日契約)について、社説で取り上げるよう依頼したが取り上げられることはなかった。
却下理由・・・「スポーツマンシップにも劣る」
「被告と前論説委員長との間に自衛隊問題での論争はなく、被告が論説委員長に就任する以前において、自衛隊問題で社論に反する社説が執筆掲載された事実はない。」
とまあこんな具合なのですが、よく心して読まないとサッパリ分かりません。
要は、被告の渡邉恒雄さんが嘘を吐いて、原告の前澤猛さんを陥れた。
そして、渡邉恒雄さんが読売の社論を無理やり作り、報道の客観性・公平性を封じ込めた、と言うものです。
しかしね、そんな事は読売を読めば誰にでも分かる。
公平性の欠片も無い。
自衛隊問題は大きいですが、江川ドラフト問題では余りにも小さく情けない。
渡邉被告がかつて論説委員長と主筆を目指したのは、読売新聞の「社論」を把握して、自分の持論を日本社会に広めようとしたためだと、本人自身が繰り返し公言しているそうです。
今、読売は正にそうなっていますが、渡邉被告の考えに賛同する人が多いからこそ、日本一の発行部数になったのも事実。
私は嫌いですが、ジャーナリストとしてはともかく、経営者としては認めざるを得ず、立派で正力さんを越えたと考えます。
それに、自分を悪者に仕立てるのは天才肌。
最高裁まで行くと思いますが、それまで被告の渡邉さんが生きておられるか?
ナベツネさんも84歳のご高齢。
途中で審議打ち切りですね。
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ブログの方にも来て下さい
http://kyoka55.blog102.fc2.com/
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