お飾り

昨年暮れ、仙石さんが事実上の事務次官会議復活のコメントをしていた。
そして２１日、菅さんが次官たちを集めて訓示したという。

「より積極的な形での協力関係を作り上げて頂きたい」

鳩山さんの時を思えば、こうなってしまうのでしょう。
大臣の指示に従わない官僚。
総理大臣の言うことすら聞きもせずサボタージュ。


枝野官房長官の言葉は奮っていました。
「政治主導という言葉が、官僚を排除し、政治家だけでやるという誤解を招いた」

とうとうと言うか、遂にと言うか、たった一年半で自民党政権と一緒になった。
政務三役はお飾りに過ぎず、事務次官が話し合い、法案も外交・安全保障も決まって行く。
結局は現政権の誰ひとり官僚を使えず、官僚が政治家を使う。

こうして次々にマニフェストが消えて行く。
マスコミは諸手を挙げて賛成する記事。
暮れの予想通り、５月の解散総選挙になりそうです。
民自公連立で衆参ともに、絶対過半数の出来上がり。

それで良いと考える人達が圧倒的に多いのですから、これも仕方が無い。
一応この国は、民主主義の国らしいですから・・・。

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