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岩田が投げた!

2010年10月27日 11:07

岩田が投げた!

阪神・岩田、来季は“デカ尻”で勝負!
2010/10/27 9:36 配信サンケイスポーツ
阪神・岩田、来季は“デカ尻”で勝負!
226日ぶり実戦マウンドの岩田。投げられたことが収穫(撮影・前川純一郎)(写真サンケイスポーツ

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 阪神岩田稔投手(26)が26日、フェニックスリーグ巨人戦(久峰)に先発。左ひじ手術を乗り越え、226日ぶりに実戦に復帰した。3回7安打4失点(自責2)も、直球の最速は145キロ。完全復活へ、でん部を徹底的に鍛えるプランも明らかになった。悔しすぎるリーグ2位からの雪辱へ、V奪回のキーマンが走り出した。 

 4日ぶりの南国の太陽が、懐かしい汗を照らした。少し背中を丸めた上体と、ダイナミックな腕の振り。岩田が、マウンドに帰ってきた。威力十分の剛球は健在。今季を棒に振った左腕が、完全復活へのレールを一気に走り出した。

 「球数も増えたけど違和感なく投げられた。試合で投げるのはいいな、と…。来年につながると思います」

 3月14日の教育リーグ中日戦(鳴尾浜)以来、226日ぶりの実戦。3回7安打4失点と結果は精彩を欠いたが、初回からこの日最速145キロを計時。中西2軍投手コーチは「真っすぐはスピードもあったし、力があった」と評価した。今季最後の実戦のチャンス。あまりにも遅すぎた復帰も、何よりも投げられたことが収穫だった。

 「体の反応を感じて、一個一個段階を踏みたい。来年につながるキャンプにしたい」

 手応えをにじませる左腕に、完全復活のプランができている。岩田の個人トレーナー・陣内健氏(42)が強化ポイントを明かした。「おしり周りです。もっともっと下半身を鍛える必要があります」。詳細はキャンプ後に本人と話し合うが、年末年始の自主トレは例年通り、西宮市内でミニキャンプを敢行。徹底的な走り込みと瞬発トレーニングで、でん筋を鍛えあげる。

 “大きなお尻”は本格派の代名詞。でん部を鍛えることで下半身が安定し、体重を乗せた“重い球”となる。さらに上体に頼らない下半身主導のフォームで、肩やひじの負担を軽減する効果がある。日米通算201勝の野茂英雄や、巨人で通算135勝を挙げ“怪物”といわれた江川卓日本代表のエース、松坂大輔レッドソックス)ら大投手に近づくと同時に、故障を繰り返さない肉体を作り上げる。

 さらに31日からの高知安芸での秋季キャンプも参加が決定的。1クールに1度の実戦が行われる方針とあって、「力を入れたり抜いたり、色々考えて投げた。試合でないと分からない。機会があれば(実戦で)どんどん投げたい」。今年中に勝負の臨場感を体中に蘇らせる考えだ。

 春季キャンプ中に左ひじを痛め、鳴尾浜リハビリ生活。同じ左腕の能見は右足甲を剥離骨折しながら、シーズン終盤に復帰した。V逸の責任を密かに背負いながら、苦しみ抜いた2010年。その向こうに、確かな光が見える。来年2月の春季キャンプ。デカ尻の左腕が、完全復活の剛球を投じる。

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