今日も勝って甲子園でCS！

阪神・久保が完封！４安打の好投で１４勝目
サンケイスポーツ - 2010/10/6 20:43
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　（セ・リーグ、横浜０－５阪神、２３回戦、阪神１６勝７敗、６日、横浜）阪神が２位キープへ快勝。久保が９回４安打と好投すれば、打線は五回、ブラゼルの二塁打を皮切りに城島、鳥谷の適時打で３点を奪い援護した。久保はこれで今季１４勝目。


　久保は立ち上がりから１４０キロ中盤の直球で強気に押した。９回投げ切り４安打１四球。許した走者も併殺で切り抜けるなど危なげない投球をみせた。

　阪神では２００６年の井川以来となる２００イニング到達も、七回一死から内川を二ゴロに仕留めて到達した。数字にはこだわらないタイプで、最多勝争いを演じていたときにも「興味がない」と言ってのけたほどだ。だが、投球回数は先発投手としての仕事をこなしてきた証しそのもの。中でも今年の苦しい台所事情の中での到達だけに大きな意味がある。

　左腕の岩田が開幕前に左ひじを痛めて離脱。９月上旬に帰ってきた能見も５月２日の巨人戦で走塁中に右足甲を骨折し、約４カ月の空白の期間があった。球団史上初の３年連続の開幕戦勝利を飾った安藤も不振にあえいだ。その中で唯一、一度も離脱することなくローテを守り抜いた。

　「最後まで頑張ります。（２位に入って）甲子園のお客さんの中で戦いたいですね」。クライマックスシリーズでも背番号「３４」の力が必要不可欠だ。