異常人

自分が回れ右をしさえすれば、それで事は終わると、と私は考えたが、太陽の光に打ち震えてる部屋が、私のうしろに、せまっていた。泉の方へ五、六歩歩いたが、課長は動かなかった。それでも、まだかなり離れていた。恐らく、その顔をおおう影のせいだったろうが、彼女は笑っている風に見えた。私は待った。陽の光で、頬が焼けるようだった。眉毛に汗の滴がたまるのを感じた。それは何時もの残業を言い渡された日と同じ太陽だった。あのときのように、特に額に痛みを感じ、ありとあらゆる血管が、皮膚の下で、一どきに脈打っていた。焼け付くような光に堪えかねて、私は一歩前に踏み出した。私はそれがばかげたことだと知っていたし、一歩体をうつしたところで、残業からのがれられないことも、わかっていた。それでも、一歩、ただひと足、私は前に踏み出した。すると今度は、課長は、身を起こさずに、辞令を出し、光を浴びつつ私に向かって構えた・・・・

・・・とアルベール・カミュ風の文章で始まりましたが今日も残業を先ほど言い渡されました(笑）。
まあ先方次第の仕事ですからこっちが我慢するしか無いのですけどね。私も最近、残業慣れしてきましてスッカリ異常体質になってしまいまして夜食を食べる習慣が身についてしまいました(笑）。
まあこれで仕事が忙しくなければ確実に太ってしまうのですが、親切な会社はなるべく多忙にしてくれますので、ダイエットには大助かりですねえ(笑）。
不規則な食生活も習慣化してしまえばそれが当然のように思えちゃうのは人間はどんな環境にも順応出来ちゃうんでしょうね。
私は海の近くで生まれ育ったせいか魚は何でも食べられちゃうのですが、肉は苦手で鶏肉くらいしか食べられなかったのですが、最近では何でも食べられますね。吉野家の牛丼まで最近は美味しく食べてますねえ(笑）。野菜が不足してるっていうので姉馬は何時も冷蔵庫に野菜ジュースを買い置いてくれますしね。
今日はカミュの画像です。勿論、セイン・カミュじゃないですよ(笑）。