- 名前
- 美樹
- 性別
- ♀
- 年齢
- 39歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 多忙な日々を送ってる会社員です。女性が多い職場なので男性と知り合うきっかけもなかなか...
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レモンドロップ(ノド飴)
2008年11月24日 12:41
「あ、そうだそうだ」その時私は袂(たもと)の中の檸檬(れもん)を憶い出した。本の色彩をゴチャゴチャに積みあげて、一度この檸檬で試してみたら。「そうだ」
私にまた先ほどの軽やかな昂奮が帰って来た。私は手当たり次第に積みあげ、また慌(あわただ)しく潰し、また慌しく築きあげた。新しく引き抜いてつけ加えたり、取り去ったりした。奇怪な幻想的な城が、そのたびに赤くなったり青くなったりした。
やっとそれはでき上がった。そして軽く跳りあがる心を制しながら、その城壁の頂きに恐る恐る檸檬(れもん)を据えつけた。そしてそれは上出来だった。
見わたすと、その檸檬の色彩はガチャガチャした色の階調をひっそりと紡錘形の身体の中へ吸収してしまって、カーンと冴えかえっていた。私は埃(ほこり)っぽい丸善の中の空気が、その檸檬の周囲だけ変に緊張しているような気がした。私はしばらくそれを眺めていた。
不意に第二のアイディアが起こった。その奇妙なたくらみはむしろ私をぎょっとさせた。
――それをそのままにしておいて私は、なに喰(く)わぬ顔をして外へ出る。――
私は変にくすぐったい気持がした。「出て行こうかなあ。そうだ出て行こう」そして私はすたすた出て行った。
・・・と梶井基次郎風の文章から始まりましたが、本日は茅ヶ崎の実家からお送りしています。
マザコン娘は帰還しては母馬の手を煩わせているのですが、どういう訳か母馬は生き生きとしてるのだそうで、父馬に言わせると『俺だけの時はこんなに料理作らないクセして・・・』なのだそうです(笑)。母馬に言わせると『お父さんは飲んじゃうと殆ど私の作った物に箸をつけないんだから・・・』と文句を言ってますけどね(笑)。母馬は手の掛かり過ぎる娘が居た方が生活に潤いが出るようですねえ・・・・
昨日のマイルチャンピオンシップは私は当てたのですが父馬は外してしまいその事をからかったら結構本気でムクれてました(笑)。
子が子なら親も親で大人気ないのですが、こういう精神年齢の低い家族に囲まれて母馬も気苦労が多いと思いますねえ(笑)。
今日は我が家のお猫様、華子さんの幼い頃の画像です。今や飼い主よりお利口だという説が流れてますね(笑)。
華子『私が美樹と遊んでやってる華子だよ。この子はなかなか成長しないので遊んでやるのも一苦労。皆、相手してやってね!』
このデジログへのコメント
> アンナさん
アンナちゃんと違って私は典型的なマザコン娘だから(笑)。いや猫コン娘でもあるね・・・
日本人って
心の描写が上手ですね
あっ
才能のある人だけか
> macさん
日本の文学は個人の生活を題材にしたものが多いですからね
丸善で買った鉛筆…
買ったことない…
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