グルーヴ

ダニー・ハサｳｪｲの名作「ライヴ」を初めて聞いたのは、

確か高校生の頃だったと思います。お寺で一緒に生活していた

大学生がブラック好きで僕に色々なカセット・テープを聞かせて

くれたのです。コモドアーズやシック、バリー・ホワイト、

グローヴァー・ワシントン・JR　その中でも僕が一番

気に入ったのが上記のﾗｲヴでした。

知っている曲がたくさん入っているのも魅力でした。

ジョン・レノン「ジェラス・ガイ」、マーヴィン・ゲイ「ホワッツ

ゴーイン・オン」、キャロル・キング「ユーヴ・ガット・ア・フレンド」

これらがオリジナルよりも躍動感溢れるライヴ・ヴァージョンとして

蘇っていました。

特に「ユーヴ～」での聴衆とのやり取りは何度聞いても鳥肌が

立つほど感動的です。バックバンドも名手ばかりでグルｰヴの

塊となって迫ってきます。フィル・アップチャーチ、コーネル・

デュﾌﾟﾘｰ、マイク・ハワード、フレッド・ホワイトと身震いする

ほどのメンバーです。

このライヴが７１年作という事を思うとスティーヴィー・ワンダー

がいかに彼から影響を受けたかという事がわかります。

歌い方からピアノの使い方まで瓜二つです。

動画はありませんが、上記の曲が聴けますので

どうぞご堪能ください。

https://jp.youtube.com/watch?v=2szdl1o6y9k