- 名前
- shinji
- 性別
- ♂
- 年齢
- 52歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- スウィーツ大好きです。 フットサルなど、スポーツも好きです。 バーベキューとかキャン...
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遠い昔の思い出
2008年05月24日 02:34
今日は、暑かった。
帰ってきたら、部屋の温度が30℃を超えていた。
暑くなってくると、思いだす。
その子は8月が誕生日だった。
今でも、忘れられない言葉。
「私は、あなたが思っているような女の子じゃないの」
真面目な顔で、俺の目を、じっと見て言われた。
すごーく前の話。
大学受験のときの話。
予備校で好きだった女の子に、言われた言葉だった。
その子とは、高校は違ったので、
予備校で会うだけだった。
その子は、予備校には、友達が1人しかいなかった。
予備校もたまに休んでいた。
俺は、その子にノートを貸したことがあり、
それで、話すようになった。
俺は、すごく好きだった。
そして、告白した。
「彼はいないけど、好きな人がいるから」
「ごめんなさい。私は、あなたのことを、なんとも思ってないの」
と言われて、撃沈した。
でも、その子は、すごく優しい子だった。
「そんなに、私のことを好きでいてくれたんだったら、一度だけならいいよ」
と言って、一度だけデートをしてくれた。
そして、一度だけのデートで、水族館に行った。
俺は、緊張してあんまり話せなかった。
緊張していたので、集中力は非常によかったらしい。
今でも、その子が言ったことを鮮明に覚えてる。
別れるときに、
「私は、あなたが思っているような女の子じゃないの」
という言葉、すごく、引っかかった。
今でも、引っかかっている。
都立高校は私服の学校が多かった。
その子も、都立高校で私服だった。
予備校には、普通の格好で来ていた。
おとなしい子で、全然、目立たなかった。
でも、実際は、違ったらしい。
夜は、クラブで遊びまくり、いろんな男と遊んでいたらしい。
その子が言った言葉の意味は、
あなたと、私は、生きている世界が違うの。
そして、こっちの世界に来ては、ダメ。
私と一緒に遊んでいたら、大学は落ちるわよ。
なんとなく、そんな気がした。
その子は大学受験は不合格になり、結局、2浪した、とその子の友達から聞いた。
水族館に行ったとき、いろんな話をしてくれたけど、
俺がいる世界とは、ずいぶん違う世界だった。
「前の彼が車を蹴ったら、ドアミラーが落ちたの・・・」
高校生が、普通、車を蹴るか?
しかも、ドアミラーが壊れて落ちるほど、激しく。
「前の彼が、たばこを投げたら、ほかの人に当たってね・・・」
高校生が、たばこは、ダメでしょう。
「友達がね、一日に3人の男とやったんだけどね・・・」
え?この子がこんなこと言うの?
言葉遣いは、普通の人よりもずっといい。
見た感じも、ちょっとお嬢様っぽい女子高生。
内容と話し方のギャップが大きい。
でも、思いだしながら、楽しそうに話していた。
作り話ではない、と思った。
俺の頭は混乱した。
しかも、
前の彼と、高校の校舎でやったんだよ、とか、ホテルでしたときに、こんなことがあったんだよ、なんて、話しもされた。
好きな女の子が、他の男とやった話をされると、傷つく。
まだ、高校生だ。
その子は、普段も、普通に、やる話をしているらしかった。
だから、ごく普通のことだったらしい。
水族館のあと、別れるときに、
「私は、あなたが思っているような女の子じゃないの」
と言われた。
俺は、この子は、無理なんだと思った。
そして、
「私を好きになってくれたのは、本当にうれしかった。でもね、あなたとは付き合えないの。私とあなたは、違いすぎるの。それに、私には好きな人がいるから。ありがとう」
と言われた。
今では、俺に、諦めさせるために、デートをしてくれた、と思っている。
でも、俺が、そこまで好きだ、ていうことをわかってくれていたのだと、思う。
遠い昔の恋愛の思い出。。。
このデジログへのコメント
せつないですね、お嬢様ぽいから好きになったのかな?なんかきになりました
切ないけど…その季節が来る度好きだった人思い出すって…素敵♪
想われ人も知らずに幸せだと思います…
>リカさん コメありがとです。せつないです・・・。
>しずくさん コメありがとです。好きになったのは、優しい人だったからです。
>Diggyさん コメありがとです。良い思い出のほうがいいですね。せつないです。
>ゆりあさん コメありがとです。心の中にしまっておきます。
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