- 名前
- shinji
- 性別
- ♂
- 年齢
- 51歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- スウィーツ大好きです。 フットサルなど、スポーツも好きです。 バーベキューとかキャン...
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スキー合宿
2008年03月21日 14:21
(昨日の続き)
shinjiというのは、大学時代の友達の本名シンジを勝手に使っている。
自分の本名とは一切関係ない。
すべての人が悩みを持っている。
はげている人は、そのことを悩む。
太っている人は、そのことに悩む。
太っている人は、努力すれば痩せることができるが、
はげている人は、努力しても、難しい。
そして、シンジにも、努力しても無理な悩みがあった。
シンジの悩み、それは、ひげがないこと。
ほとんどひげが生えてない。
しかし、意地をはって、なぜか毎朝ひげをそる。
シンジは、儀式のようなものだ、と言っている。
理解できない。。。
シンジは、大学で同じクラスだったので、一緒の授業になることが多かった。
体育の授業でスキーを選択した。
授業は、冬休みに2泊3日の合宿だけで終わるのが魅力だ。
でも、お金がかかるのがデメリット。
俺たちのクラスからは、シンジと他4人、あと女の子(昨日書いた女の子とは別人)が1人。
計7人が参加した。
昼間、スキーの授業。
夜は、自由。男6人で1部屋。
すごく楽な授業だった。
シンジと俺は、仲が悪い。
ポーカーをしても、大富豪をしても、いつも、潰し合う。最下位争いになる。
他の人が勝ってもいい。
シンジだけは、勝たせたくない。
シンジも俺にだけは、勝たせたくない。
トランプをしていて、俺たちのけんかが始まり、筋トレunoで勝負という話になった。当然、部屋の人たち、全員参加。
同じ部屋の人たちは、いい迷惑だ。
負けた奴が、筋トレをする。腕立て、スクワット、腹筋など。
俺が負けるとシンジが腕立ての回数を増やしていく。
「2回目だから、腕立て40回」
シンジが負けると、俺が腹筋の回数を増やしていく。
「腹筋は楽だから、60回」
俺とシンジが、どんどんヒートアップ。熱くなっていく。
俺とシンジは、普段から、体を鍛えていたので、耐えていたが、他の人たちは、無理。
結局、ほかの4人が次々ダウン。
そのまま、みんな筋肉痛になって、寝てしまった。
2人でunoをしてもしょうがないので、やめた。
朝、ウィーン、ウィーンというモーター音で目が覚める。
男6人の部屋でモーター音?
起きて、音のする方向へ行く。
洗面台の鏡の前で、シンジが電動シェーバーでひげを剃っている。
奴はひげがないので、ジョリジョリという音がない。
皮膚をなぜているような状態。
だから、ウィーン、ウィーンとモーターの音だけだ。
「お前、何やってんの?」
俺が訊く。
「見ればわかるだろ。ひげそってるんだよ」
シンジが言う。
「ひげのないお前には、関係ないだろう」
「朝の儀式みたいなものなんだよ」
「朝の5時に儀式を始めるバカいるか?」
「俺の勝手だろ」
いや、誤解を招く音を、朝から発しているのだから、勝手ではない。
どうみても、おもちゃの音だ。
早朝に男が2人で話しながら、ウィーンウィーンと音がなっている。
これでは、変態2人組になってしまう。
「とにかく、シェーバーの電源を切れ」
俺が言った。
「なんでだよ」
シンジも意地をはる。
俺は、コンセントを抜いた。
シンジも少しホッとしたようだった。
「お前さあ、電話番号を教えろよ。」
シンジの大好きな、昨日書いた女の子の電話番号。
「だから、直接、聞けばいいだろ」
俺は答える。
結局、朝の5時から、けんかになった。
誤解されるような音を出す、シンジが悪い。
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