年齢じゃないから

目が痛い。
モニターの見過ぎかも・・・。


30代の女の子から言われて、怖い言葉。
「私、もう年だから。若い時だったらいいけど」

この言葉は、本当に怖い。
「ふうん、そうなんだ」
と言ったら、不機嫌になる。

「いや、まだまだでしょう」
と言っても、わざとらしくなる。


この言葉の、突破方法は、いつも考えてしまう。

たぶん、答えはない。


髪型変えてきたときには、
「春っぽくて、かわいい」
と言えるけど、

春の洋服にしてきたら、
「明るくて、春ていう感じだね。似合っている」
と言えるけど、

「私、もう年だから」
と言われたときに、
「春だから、いいんじゃない」
と言ったら、バカだと思われる。

いつも、話題を変えてしまう。
それしかない。


もうひとつの怖い言葉。
「私、いくつに見える」

最近は、
実際の年齢より、2-3歳若く言うようにしている。

実際のところ、服装やメイクにもよるから、なんとも言えない。
そのときによって違って見える。

気にする気持ちはわかるけど、なんとも言えないし、わからない。


「私、いくつに見える？」
と、よく言っていた女の子は、24歳だった。
Cancamがすごく好きで、おしゃれで、背も高く、かわいかった。
でも、30歳と間違われると言っていた。

ヘビースモーカーでドラえもんみたいな声を出すからだと思う。

もうひとつ大きな理由がある。

その子は、非常に仕事ができたので、お客さんたちは、とても入社2年目とは思えなかったのだ。

営業だったけど、本当に優秀だった。
自分では、勉強できないし、頭悪いと言っていたが、
全然そんなことはなかった。

学歴なんて関係ない。性別も関係ない。
結果が出せれば、優秀なのだ。


24歳の男が、お客さんに、
「入社何年ですか？」
「2年目です。」
「て、ことは、24歳？30歳ぐらいだと思ったよ」

と言われれば、これは、ほめ言葉だ。
入社8年目の能力がある、という意味だから。


でも、女の子は、
「私は、30歳に見えるの？」
と思ってしまう。

俺に言っていた。
「凹んだよー。もう、いいよいいよ、私はどうせ、30歳に見えるのよ。30歳ですう」

そういう意味ではないから・・・。




ログをアップできなかった月曜日は、夜中にスタイリストと電話で話していた。
いや、正確には、厳しく生活指導をされていた。

「なんで、なんで履かないわけ！女の子におしゃれだと思われたいでしょう。」

スタイリストの厳しい指導。
おしゃれのためには、足が臭くなるのは我慢しろ、と言われている。

蒸れやすい靴でも、おしゃれのためには、履け、と言われている。

足が蒸れたり、臭くなったりするのが、やっぱり嫌だ。
俺が薦められた靴を履いていなかっことに、怒っていた。


俺が履いていた
通気性の良い靴にたいして、ずいぶん言われた。
「その靴さあ、おしゃれじゃない。センスない。」

こちらが、泣きそうになるぐらい、言われた。
ファッションセンスないのは、わかっているけど、そこまで、言わなくても・・・。
というぐらい、言われた。


薦められて、買った靴は、非常に蒸れる。
2時間ぐらいで、靴下がしっとりしてしまう。


最初のころは、ピンクの服を薦められて、
「これは、着られないでしょう」
「似合ってるから、大丈夫」
「いや、きつくないか？」
「だから、大丈夫」

という押し問答。

ピンクの服も、ズボンや上に着る服を、教えてもらったら、周りからの評判はよかった。

でも、
足が蒸れるのは嫌だ。
これは、譲れない。


女の子が、かわいく見せるために、ロングブーツを履いていることや、ストッキングやタイツを履くことを、説明された。

俺が、女の子にモテたいのならば、少しぐらい努力と我慢をしろ、と厳しく言われた。


ファッションの道は厳しい。

電話を切るときに、「ファッションを楽しんでね。」
と言われた。

ここまで言われて、楽しめるわけないでしょう。。。