- 名前
- shinji
- 性別
- ♂
- 年齢
- 51歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- スウィーツ大好きです。 フットサルなど、スポーツも好きです。 バーベキューとかキャン...
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shinji の話
2008年03月20日 22:30
たまに、ポイントゲッターのお姉さまから、
「シンジ、悩みでもあるの?話さない」
というメールがくる。
必ず、ポイントの消費が多い、ウラデジメール。
ログには、一切ふれない。さらに、ログのアクセスもない。
申し訳ないが、shinjiというのは、本名とは一切関係ない。
たまに、もらうのが、
エヴァンゲリオン好きなんですか?
というメール。
これも関係ない。
大学のとき、同じクラスの男友達(?)の本名。
勝手に使っている。
とにかく、シンジと俺は、仲が悪かった。
しょっちゅう、けんかをしていた。
理由は、シンジが俺の知っている女の子を好きだったから。
俺とその女の子は、予備校が一緒で、大学受験のときから知っていた。
入学式で会って、「あれ、一緒なんだね」という感じだった。
同じ学部だった。さらに、必修の英語の授業が一緒だった。
そして、シンジも一緒。
俺とシンジ、その女の子の3人は、毎週必ず、必修の英語の授業で会う。
ここで、抗争が勃発。
シンジが、俺にその子の電話番号を教えろ、と言ってきた。
俺は、女の子に、
「シンジが電話番号を教えて、て言ってるけど、どうする?」
と訊いた。
その子は、
「授業で毎週会うんだし、私に直接、訊けばいいじゃない」
と言った。
俺は、その子が正しいと思った。
シンジは、俺を酒で酔わせて、電話番号を言わせようとした。
「なあ、クラスで飲み会やるから、お前来いよ。」
「誰が来るの?」
「○○と○○」
「シンジと俺入れて4人?」
「そう。来いよ」
クラスで、飲み会?
男4人で?
そういうのは、クラスで飲み会、と言わないと思うが・・・。
20人ぐらい集まるなら、わかるけど。
しかも、居酒屋でなく、シンジの唯一の親友のアパートで。
うーん、男くさくて、嫌だ。
シンジの親友のアパートは、
3年生のとき新しいアパートに引っ越したが、
そのときは、古い木造アパートだった。
洗面、トイレが共用。
万年床。
ゴミが散乱している部屋。
梅雨の時に、柱にきのこが生えた、汚い部屋。
そして、きのこの発見者は、俺だった。
他の2人は、俺を酔わせてみたいと思っていた。
非常に酒が強いので、酔ったことがない。
新興宗教やマルチ商法の人たちが、優しく見えてしまうほどの、
3人の執拗な勧誘に屈して、参加することになってしまった。
彼らの作戦。
アルバイトから帰ってきて、疲れて、お腹が空いているところに、強い酒を飲ませる。
そして、電話番号を聞き出す。
俺の弱みを握り、女の子との飲み会のセッティングをさせる。
バイトが終わり、電話をする。
「今、終わったから、そっちに行くから。」
「もう、みんな来て、お前を待ってるぞ」
みんな、てほどでもないと思うが・・・。
3人だろ。
しかも、ひま人3人組。授業のあと、ずっと一緒にいたと思う。
このさい、柱で、きのこの栽培でもして、売ればいい。
みんな、お腹が空いていると思う。
バイトをしていない、暇な学生だ。
すぐに、持ち帰りすし屋に電話。4人前では足りないだろう。
6人前頼む。
すし屋に寄り、一度、家に帰る。
母親がごはんを作ってくれていたので、食べる。
どうせ、少しぐらい遅くなっても、問題ない。
自転車で、キノコが生える部屋へ。
「あれ?」
部屋の前に立っても、何も、音が聞こえない。
どうなってるんだ?
ピンポーン。
ガチャ。
「遅いよ。お前、何やってたんだよ。」
ま、確かに、自宅でご飯たべてたから。
部屋の中に入ると、相変わらず、ふとんがしいたまま、押入れもあけっぱなし、ポテトチップスの袋も散乱。
テーブルの上には、
ブランデー、日本酒、ウィスキー、つまみ。
俺を酔わせるために、ビールやワインのような弱い酒は、準備していない。
さらに、お腹をすかせて、酔いやすくするために、食べモノは、つまみしかなかった。
他の食糧も飲み物も買っていなかったので、夕飯も食べず、飲まず、ずっと夜10時30分まで、3人は待っていた。
自らの空腹を我慢し、俺を酒に酔わせようとする。
まさに、肉を切って骨を断つ。
他のところに、そのエネルギーを使え。
そして、お腹がすき、話す元気もなくなり、無言になっていて、静かだったのだ。
シンジは電話番号のことで、頭がいっぱい、いっぱい。
俺は寿司をテーブルの上に置いた。
3人は、喜んで、食べ始めた。
寿司は、大皿2枚に6人分なので、とにかく、一個でも多く食べようと、ハイエナのように群がって食べる。
3人とも我慢していたものだから、
ガツガツ食べ、日本酒をガブガブ飲む。
寿司と日本酒。
おいしいらしい。
俺は、寿司を食べながら、ブランデーを飲む。
酒の味は、よくわからない。
3人は、お腹が空いているところに、大量の酒を飲み、お寿司を食べる。
食べ終わる時には、眠くなり、酔い始める。
シンジは顔が赤くなっている。
1人は、ろれつがすこし怪しい。
「電話番号教えろよ。」
もう、シンジは酔っていて正確な判断なんかできない。
「わかった。これ」
書いて渡した。
そう、強引でクラスで最も嫌われている男の電話番号。
2/12と2/13のログに書いたあの男の番号。
「俺もう帰るよ」
シンジは酔っていたのと、電話番号を教えてもらったので、機嫌が良くなっていたので、
「ブランデー持って帰っていいよ」
と言った。
俺は、
「じゃあ、ウィスキーもらうよ」
と言って、まだ、開けていない、ウィスキーを持って帰った。
翌日、大学で、
「電話番号が違うし、開けていないウィスキー持って帰るし、詐欺だ」
とシンジが怒った。
また、けんかになった。
罠にはめようとした、シンジが悪い。
このデジログへのコメント
熱意がすごいけど、なんだかかわいい人ですね笑 結局女の子にアタック出来たんですか^^?
>みやびさん コメありがとです。良い思い出、ではないです。たぶん。
>りのさん コメありがとです。女の子にアタックできなかったようです。すごい緊張してたから。
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