ラララライライラの冒険、終わっちゃうよ～

「ラララライライラ体操始めるよ～～」
のＣＭでおなじみの「ライラの冒険　黄金の羅針盤」を上野で見てきました。
こういうのって、２０才台の人も見るのでしょうか？
子供さえ飽きるようなつまらない映画でした。
終わり近くになると、あちこちの席から我慢できなくなった子供たちが「ラララライラ、ラララライラ」と藤崎マーケットの体操を始めていました。
マーケティングをやっているはずで、しかも何回もやり直し、そのたびに脚本さえ変更するのが最近のアメリカ映画の撮り方のはずなんですが。まあ、３部作の第一部だけということがあって、これで完結するわけでないので、物足りなさはしょうがないのですが、観客を満足させているかどうかというとはなはだ疑問です。
　二コール・キッドマンは確かに美しいですが、彼女のファンの僕でさえ、なんじゃこりゃってずっこけてしまいました。
　二コールの最近の主演映画はことごとくずっこけているんですよね。
　原作の冗長さを映画は多少なりともスピーディーに見せてくれてはいるのですが、とにかく、はらはらどきどきも大したことないし、少年ジャンプの合言葉「努力・友情・勝利」の「努力」もないし・・・（関係ないか？）。
　ダコタが大きくなって２，３部を観ることになるのでしょうが、少女のダコタだからまだ救われるものの、これで大人になったダコタがライラを演じるのは・・・。
　はっきりいって、こけるべくしてこけた映画です。