- 名前
- tarashi
- 性別
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- 年齢
- 57歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 外見はまじめ。60歳代だけど禿げてませんよ。小柄だけど、体力あります。性格はのんびり...
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地上5センチの恋心
2008年03月04日 12:00
原題は Odette Toulemonde ですが、「地上5センチの恋心」っていう邦題もなんともかわいいなと思いました。
カトリーヌ・フロ(もうちょっとで「譜めくりの女」も公開されます)演じるオデット・トゥールモンドはデパートの化粧品売り場で働く女性ですが、大の読書好き。彼女の趣味は人形集め、部屋には熱帯の海岸をあしらった飾りをして、バルタザール・バルザンという作家の恋愛小説を愛読しています。家にはゲイで美容師の息子のルディ、男勝りの娘スー、スーのボーイフレンドで足が臭いフランス人と一緒に暮らしています。
そんなある日、バルタザールのサイン会に出かけたオデットですが、自分の名前を聞かれ「デット(借金)」としか言えずに、「借金さんへ」というサインをもらってしまうほど、バルタザールに夢中なんです。
ところで、バルタザールときたら、妻と話をする時間もなく、自分の担当の女性と浮気をしていると、テレビで批評家から「文学でもない」と酷評を受けます。それだけならまだしも、妻がその批評家とレストランで親密なデートをしているところを目撃してしまいます。自殺を図っても死に切れず、彼は病院を逃げ出し、以前、自分の本のおかげで生きていくことができていると手紙をよこしてくれた熱烈な愛読者である女性、オデットの家を訪れます。
ここからバルタザールがオデットの家に住み着き、オデットは(もちろん想像上ですが、5センチどころか空高く)浮かび上がってしまうのです。
すったもんだの末に、オデットはバルタザールとその妻の間の仲直りを取り持つのですが、それでめでたしめでたしではなく・・・・。
うーん、最後のどんでん返しは必要なのかなあ?
オデット(カトリーヌ・フロ)がもう51歳なのに、とてもかわいくてかわいくて、やはり女性って恋しているとかわいいのでしょうかね?
楽しい映画です。
特に、ある程度の年齢以上のカップルに最適の映画でしょうね。
音楽も最高(ジョセフィン・ベイカー)です。
プログラムがまた、フランスのペーパーバックの体裁を真似ていて小粋です。
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