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今週7/11日発表の米6月CPIは今後の相場に極めて影響する

2024年07月09日 12:05

今週7/11日(木)発表の米6月CPIは今後の相場に極めて重要な指標です。
此の所アメリカの景気は下り坂の傾向が強くなって来ている。
失業率も4月3.8%、5月4.0%、6月4.1%と徐々に上昇して来ている。
②CPI(消費者物価指数)も4月は市場予想(3.8%)を下回る3.6%、5月は市場予想(3.4%)を下回る3.3%
と減速している。
雇用者数増加は4月に前月比で13万人減少の17万人、5月は21万人、6月は21.6万人
とこの所の減少が目立つ。
今週発表のCPIでインフレ鈍化傾向が確実になれば、今月のFPOMC理事会で利下げ発言が出て来る
事も十分に考えられる。
FOMCがもう少し様子を見て判断するとして、利下げ時期を遅らせるならば、一気に景気が
冷え込む事も考えられる。
そういう事を警戒してECB理事会(欧州)は、早めに利下げを実行したのである。
ただCPIが予想に反して上振れるならば、上記のもう少し景気指数を見極めるとしても仕方ないという事になる。
問題は予測通りの数値が出るか、下振れるならばFOMCの判断は極めて重要になる。
もはや市場は、7/11発表のCPIは、インフレ鈍化を織り込む数値が出て来る事は確実としており
もし予想に反して上振れる(インフレは収まらない)数字が出てくると
市場は一時的かも知れないが、大幅に株価指数が下落する事も十分考えられる。
7/11発表のCPI、果たしてどういう数字が出て来るか?

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