PBR1以下銘柄の投資価値

商況を見て行くと、商社にはかなり追い風となっている。
総合商社はこの資源価格の高騰で、かなり利益を上げた。2/3の決算でもさらに上方修正している。
半導体とかデバイスの専門商社の丸文とか佐鳥電機も業績を上方修正した。
これら銘柄は配当利回りも高い。
しかしまだまだ専門商社でもPBR1以下の評価されていない銘柄は結構ある。
東証からはPBR1以下の企業に指導が入る事になっている。簡単に言えば、経営怠慢だからPBR１以下なのだという事。もっと経営努力をしないとだめだという事です。
神鋼商事だの阪和興業だのもPBRで行くと0.7、0.75であるから、これからPBR1以上という目標に向けた株価押上げ期待が高まる。単純にPBR1以上にしたいなら、自社株買いをして自己資本比率を下げれば、ROEが上がってPBRも上がる。当然株価も上昇する。ただ株価は高いから手を出しにくいかもね。
デバイス専門商社のサンワテクノス8137もPBRは0.69だ。
まだ1800円台だから、これから伸びしろはある。
ただここは配当が低い。約2%程度である。ここは株式の値上がり益を優先する形だろう。
まあ各自の判断に任せるしかないけどね。