オランダの超稼ぐ農業

オランダは日本の九州位の面積しかない。
しかし農業輸出額は14.5兆円もある。
世界で言えばアメリカに次いで世界２位というから凄いもんですよ。
国土面積の視点から行けば、オランダは1平方メートル当たりの農産物の輸出額は日本の150倍となる。
稼げる理由はビニールハウス＋AI＋IT＋産学官にある。
オランダの強味は企業と大学と国との連携の強さ、いわゆる産学官連携が実に良いのです。
オランダの農家はビニールハウスに居る時間より、パソコンに向かっている方が長い。
ビニールハウスにパソコンから指示を出して肥料とか照明とか水遣りとかのタイミングを見ているという事です。
このオランダのやり方は、緻密かつ繊細さや地道に積み上げて行く日本人の性格に合っていると思う。
日本の農家がITやAIに投資しやすいような国の融資制度の拡充や、農業大学への研究開発費の大幅増額
を行って農業IT技術者を増やして行けば、若い世代が新しい農家を作り上げる事が出来よう。
日本は、農産物輸出額で世界５位までに入れる潜在力は十分持っていると思いますね。
因みに日本と産業構造が似ているドイツは世界４位です。