- 名前
- 無着
- 性別
- ♂
- 年齢
- 60歳
- 住所
- 大阪
- 自己紹介
- SM調教歴20年。 羞恥調教、緊縛、快楽責めを好むS男性。 性格は温厚なので痛い系や...
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オーガズムへの不安
2018年06月23日 14:48
もう遠い昔の話だ。
私が20歳の頃はまだ、今のようにSMの世界にハマっていたわけでもなく、いわゆるノーマルのSEXをしていた。
優しく抱きしめ、キスをする。
灯りを消して、下着を脱がせる。
耳元から、首筋、そして、乳房へとキスをしていく。
乳首を優しく愛撫し、だんだん、その手を下へ。
指で彼女のあそこが濡れているのを確認し、クリトリスを優しく愛撫し、彼女を高まりを待つ。
そして、いちもつを挿入する。
当時の私はそれでも十分気持ち良かったし、何の不満もなかった。
そんなある日、彼女のおまんこに指を挿入し、膣壁を優しく愛撫していると、彼女の反応がいつもと違う事に気が付いた。
喘ぎ声のトーンや身体の反応が違うのである。
今なら、その反応は快感が高まり、絶頂に向かい始めた証だとすぐにわかる。
ところが、当時の私はそうではなかった。
ただ、いつもより、興奮しているのが分かって嬉しかったのを覚えている。
私は彼女の興奮が高まるのを楽しみながら、そのまま愛撫を続けた。
すると、彼女が不意に「嫌いにならない?」「嫌いにならない?」と私に聞いてきた。
私はその質問の意味がよく分からなかった。
彼女の事はとても愛していたし、たった今、興奮して乱れている姿もとても愛おしかった。
嫌いになる理由など何もなかった。
にも関わらず、彼女は喘ぎながら、「嫌いにならない?」と俺に聞く。
私は、指で膣壁を愛撫しながら「嫌いになるわけないやろ、愛してるよ」と言った。
すると、しばらくして、彼女は一際高い声を発しながら、全身を大きくのけぞらした。
この瞬間に彼女は絶頂に達したのである。
彼女が絶頂に達したのはこの時が初めてだったらしい。
後でわかった事だが、「嫌いにならない?」と私に聞いたのは「こんなにイヤらしい私を見て嫌いにならない?」と言う意味だったらしい。
私はこの時、女性がオーガズムに達するにはいろんな不安を抱えている事を知った。
彼女はその事を身をもって私に教えてくれたのだ。
それから、私は女性がオーガズムを迎える為には、まず、いろんな不安を取り除いてやるよう最大限努力するようになった。
それはこの時の彼女のおかげだ。
あの時、彼女が俺に「嫌いにならない?」と聞いてくれなければ、私は女性がオーガズムを迎える前に、それほど、大きな不安を抱えている事など、気付きもしなかっただろう。
この時の彼女には今でも、本当に感謝している。
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