月に一度の愛人・一夜目の肆

隙間なくわたしの体を・・・

舐め尽してください・・・

考えたらすごいこと口走っちゃったな・・・

でも、乱れ足りないっていうか

もっともっと気持ちよくなりたいし

もっともっと　さらにもっと

気持ちよくなって欲しい



ベッドに見せ付けるように横になる

「まずは何をすればいいかな？」

「これでもかってくらいキスしてください・・・」

言われるままにキスをしてくる

上手とはいえないけど・・・

気持ちが伝わるキスだ・・・

芋川さんの手をあそこに誘う

「キスと同じように・・・」

ゆったりとしたキスの時はソフトに・・・

激しいキスの時は激しく・・・

これってなんかね・・・

上と下を同時に・・・

繋がってるわけじゃないけど

わたしは繋がってる・・・

正確にはそう思い込んでるだけだけど・・・

妄想力っていうか　ちあきの仕込み

洗脳みたいなもの

わたしは　パブロフくんらしい・・・

キスとあそこのコラボで

感度は十分に高まった

「隙間なく舐めて・・・」

以前ログに書いたかもだけど

体と頭の仕切りを外す

後は　感じるままに反応する

感じやすいだけのわたしが残る

「あん・・・あっ・・・うん」

胸を舐められ　差し出すように胸を突き出す

乳首を吸われ体をくねらす

「あう・・・ひん・・・」

脇腹、お腹、何処を責められても気持ちいい

こうなると最後まで感じ続けたい

より効率よく本能的に

「足・・・」

最後はあそこ・・・

だから　まだ　そこには行かないで・・・

外腿から膝、ふくらはぎ　

多分　ここは　刺激は薄いけど重要だと思う

ピーク近くまで跳ね上がったテンション

それを上げることはないけど

次への箸休め的な時間

足の指なんて普段なら　もちょこいだけ

でも　ここまで順序を踏んで刻まれた流れ

この状況、雰囲気が　それも気持ちいい刺激にかわる

膝裏、裏腿と流れ

「あふ、お尻　まだ　やだ・・・」

「えっ、えっと　　　」

「背中がいい・・・」

背中も好き・・・

うつぶせて背中を責められる

相手の顔が見えないから

そんな顔だろう・・・？

楽しそうに？　だったら嬉しいな

蔑むように？　ちょっとＭッ気刺激される

妄想が膨らむ



少し話がずれちゃうけど

わたしが　やられちゃったなって思う瞬間

仰向けで隠すこともなく全開で体を晒しながら

余韻に浸るときか

うつ伏せでもがいた後のような姿で余韻に浸るとき

もうひとつは　顔はシーツに伏せて

お尻だけ突き上げた状態で余韻に浸るとき


どれも　男の人から見たら

優越感を感じさせられる姿らしい・・・

見せ上手だねってちあきは言うけど

そんな体を作ったのはあんただろって思う

「あう・・・お尻・・・」

お尻を持ち上げる

お尻のお肉を掴まれ

広げられる

そして舐められる・・・

芋川さんに使わせる気はないけど

ここもわたしに快感を与えてくれる場所

「あふっ・・・ああ・・・あう」

内腿を伝って流れ落ちてるのがわかる

もしかしたら滴り落ちてるかも・・・

そして仰向けになって・・・

「最後は・・・ここ」

足を大きく開く

「いかせて・・・そして来て・・・」

芋川さんの顔が股間に沈んで

大きな波が体に押し寄せる

「んあっ、いい・・・いやっ、だ、だめ・・・」

体をくねらせて自分で胸をもむ・・・

「いやっ・・・いくっ・・・」

のけぞった勢いで

芋川さんに顔をあそこで突き上げちゃった

「うおっ　うお」

何か痛そうにもがいてるし・・・


後で　ちあきに話したら

必死で笑いをこらえてるし・・・

ちょっと笑えない状況だったんだけど・・・


そうだけどさ・・・


お○○こアッパーって・・・


　　　　　　　　　　・・・ひどくない？