ゆうりの泡日記－犯される昔のわたし・・・

なんかねえ・・・

なんていうか

割り切れない複雑な気分

というのも

ある意味困ったお客さんの面々

業担の水野さん　石田くん　石塚くん　神林くん

予約を取ったのは神林くん

ところが　他の三人も

予約を取ろうとしたところ

わたしが12月で辞めること

もう予約が埋まったこと

無理やり神林くんの予約に割り込んできた


４人相手は　御手洗さんが林さんと

植松さんとそのご子息を連れてきた時以来だ

「辞めるんだって？」

「えっ、はい・・・」

「なんかあったのかい？」

「別になんもなんも・・・」

「そうか　じゃあ　今日が最後なんだ」

「そうですね・・・」


「それでさ　頼みがあｒんだけどね」

「はい・・・？」

「この時間だけ　小西さんになってくれないか？」

「はっ・・・？」


「実はこれなんだけど」

紙袋から何かを出す水野さん・・・

そ、それって・・・

「これを着てさ」

それ　工場で着てた作業服じゃない・・・？

「色々考えたんだよ」

何を考えたやら・・・？

「僕らが何をしたかったとか」

何をしたかったかったってえっちしたかったんじゃないの

「毎日　彼女を思い浮かべて何を思ってたか」

なんか　たいそうなこと言ってる・・・

「そして　僕らはひとつの答えを出した」

「答え・・・？」

「僕たちは　彼女を犯したかった」

「はい・・・？」

なんとなく言いたいことっていうか

やりたいことはわかっちゃったよ・・・

つまりは　作業着姿のわたしを犯したいと・・・

知らないこととはいえ・・・

こいつら　すごいこと考えるよ

ややこしいけど

この人たちは　その小西さんとわたしが

同一人物と知らないわけで

そっくりな風俗嬢と思ってるわけで

ゆうりというソープ嬢を小西ゆうこに仕立て上げて

犯しまくる妄想を満たそうと・・・

わたしが　本当はわたしだと知ったらどう思うだろ？



とりあえず　石元くんに下着を持ってきてもらって


・・・おい・・・石元・・・

これ　工場系派遣社員のおばさんが着ける下着じゃないだろ？

とにかく　準備は整ったみたい

さあ　お芝居開始

「業担　何かようですか・・・？」

「君も迂闊だね」

「はい・・・？」

「こんなところにのこのこ出てくるとは」

うーん　こんなとこって　ここは何処って設定なんだろ？

「まったく　バカな女だ」

「本当だ　わざわざ犯されに来るとはよ」

とりあえず怯えたふりして

「やめてよ　大きな声出すよ」

うん　確か　あの頃のわたしはこんな感じ・・・

「ラブホテルじゃ聞こえやしないよ」

・・・おい　その設定なんだよ・・・

ラブホに呼ばれてのこのこやって来たって・・・

どんだけ　わたしはおバカな設定だよ・・・


「あんっ・・・」

服の上から胸を掴まれる・・・

両足を押さえられて・・・

作業着の前をはだけられる・・・

ひとりひとりは小さくても

みんなで力を合わせれば・・・

さすがにこの人数で責められれば

結構　気持ちはいい・・・

けど　なんかすっきりしない・・・

少しの抵抗はする・・・

本気で抵抗しちゃいけない

お仕事だし・・・

「嫌だって言ってるわりには大して抵抗しないじゃないか」

「こんなに濡らして欲求不満だっただろ」

「いつも色目使いやがって　この好き者女が」

棒読みな言葉から　この人たちなりに

シナリオとか台詞なんだけど・・・

多分　これは本音だ・・・

ほんとにわたしを犯したとしたら

多分　この言葉を言うんだろう

レイプの後ろめたさや罪悪感を

わたしを淫乱な女にすることで誤魔化す


ただ　こんな目で見られてたんだ・・・

こんなことをしたい対象として見られてたと思うと

なんか　悲しくなってくる・・・

　
なんかAVみたいな罵倒の言葉を浴びせられながら

いいように犯されるわたし・・・


「いやあ　なんかさ　今日はエキサイトしたよ」

「あは　よかった　最後も喜んでもらえて・・・」

「うん　なんか夢がかなったかなって・・・」

「よかったね・・・」


水野さんたちを見送って・・・

この人たちが今日最後のお客さんでよかった

なんか　今日はもう楽しく接客出来そうにない・・・

家に帰ると　主人がご飯を作ってる

「おかえりって何かあった？」

「あ、うん　ご飯　食べてから話す・・・」

ご飯が出来て・・・

「なんで頭撫でてるの・・・？」

「撫でられたい気分に見えたから」

「そっか・・・」


その後・・・

主人に抱きしめられながら・・・


　　　　　　　　　　　　　　　　　・・・大泣きした