ゆうりの泡日記-純情な気持ちに淫らな体

我慢の限界

爆発寸前のわたし

そして迎えるお客様は柴田先輩

「いらっしゃいませ」

柴田先輩の顔をみる

なんかびっくりしてるし・・・

部屋に入る

「おかえりなさい」

「えっ　ああ　ただいま」

「あのどうかしましたか？」

「いや　なんか気のせいかさ」

「はい」

「今日はすごいそそるっていうか色っぽいっていうか」

「こういうにお嫌いですか？」

「いや　嫌いなんて　むしろ好きっていうか」

柴田先輩にキスをする

なんかもうお仕事から脱線しかけてるかも

「柴田さんにそう言ってもらえて嬉しいです」

「いや　その　なんか今日　大胆だね」

「思い出しちゃったんですよ」

「ん、何を？」

「6歳上の姉がいるんですけど

姉の友達が　やっぱり同じ高校で

一回素敵な男の人見かけて

あんな人がいるならわたしも行こうって」

「そうなんだ」

「でも考えたら　6つ上でしょ

わたしが高校行く頃にはもう卒業してますよね」

「そうだね」

「わたしバカだから高校に入ってから気づいて」

「あははは　それは残念だったね」

「その人　姉より1つ上で野球部でサードで」

「あれ　僕もサードだったけど」

「その人　わたしの初恋だったんです」

「えっ、もしかして」

「そのもしかしてかも・・・」

自分ながらすごい嘘だ・・・

「もしかして君の初恋の相手って僕？」

「きっとそうじゃないかと思います」

「すごい偶然だね」

「でも複雑な気分ですよ」

「えっ　どうして」

「初恋の人に何十年もの時間をあけて再開して」

「うん」

「その人に抱かれる　すごいロマンティックなのに」

「そうだよね」

「でも・・・わたしはこんなところにいる女で・・・」

「あ、いや、そんなこと」

「自分で自分の初恋を汚して・・・」

あ、そっか・・・

柴田先輩に抱かれるたび毎回涙が出るのは

こういう理由だったんだ・・・

「そんなことないよ　自分で自分をおとしめちゃいけないよ」

よし　落ちた・・・

すっかり主人の影響か・・・

でも　涙は本当・・・

今も泣いてるのわかってる・・・

「先輩って呼んでいいですか？」

「ああ、いいよ」

「今日は初恋の人に抱かれる一人の女でいいですか？」

「いいよ　だから　涙を拭いて」

「はい・・・あきれるくらい乱れても・・・軽蔑しな」

いきなりキスをされる・・・

「軽蔑なんてしないよ　今日は僕も妻を忘れる、だから」



いい人過ぎるよ・・・

思い出を汚されるとかよく聞くけど

この人は思い出を事実以上に輝かせてくれるよ・・・

「先輩　大好きです」

もう　言葉は女子高生なわたし

先輩にキスして肩、胸板　お腹とキスしまくって

先輩のものを口に含む・・・

やってることは女子高生には程遠いけど・・・

口の中いっぱいに広がる初恋

それを味わうように飲み干す

そして吸い尽くすように・・・

手が髪に触れ撫でられる・・・

「あぅ・・・」

ここ数日間　さんざんされてたことだ・・・

でも　その先に望むものはこない・・・

でも今日は・・・来る・・・

これは　トラップみたいなものだ・・・

飢えさせるだけじゃなく

わたしの体のあちこちに・・・

主人の仕掛けた爆弾があるんだ・・・

いたせりつくせりもここまで来ると凶器だよ・・・

体中の力が抜けて・・・

仰向けに倒れる・・・

「大丈夫かい？」

いきなりぐったりしたわたしに驚く・・・

そりゃそうだよね・・・

「刺激が強すぎて・・・」

「そんなに僕に抱かれるのが嬉しかったんだ」

違うんだけど・・・

今はそうでいいや・・・

もっと気持ちよくなりたい・・・

初恋・・・？

遠い昔の純情・・・？

もう　どうでもいい・・・

早く次に進んで・・・

わたしの体に仕込まれてる爆弾・・・

全部　爆発させて・・・


柴田先輩　今出したばかりなのに

すごい大きくなってる・・・

それ・・・

早く・・・

ほしい・・・

なんか　わたし・・・

　　　　　　　　　　・・・支離滅裂だ