- 名前
- はる
- 性別
- ♂
- 年齢
- 60歳
- 住所
- 神奈川
- 自己紹介
- はじめまして。 よろしくおねがいします。 優しい男性です。
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伝言ダイヤル 無言の女
2009年03月18日 21:50
ツーショットダイヤルでの話。
ツーショットは前にも書いたとおり、電話がシステムにつながっている間ポイントが消費される。
誰もいない待ち時間もポイント消費。
相手がサクラの女性だったら、話を引き伸ばすことで、サクラ女性の収入につながる事になる。
そんなツーショットでのこんな経験。
電話がつながって「もしもし」と話し始めるが、相手からはまったく反応が無い。
しばらく、「もしもし」「もしもし」「おーい」とか呼びかけるが返事が無い。
仕方ないのでチェンジする。
チェンジした場合、他に女性が居るとすぐにつながるのだが、
一般的には男性の方が多いから、また待ち時間になる。
しばらくして「次は貴方の番です」というアナウンスとともに電話がつながる。
しかし、また無言の女性につながってしまう。
再度チェンジする。
そして、しばらくして、またも無言の女性。
これは、今の時間、男性が数人と、女性はこの一人しか居ないのだと想像した。
ポイント消費はもったいないけれども、
どうせ暇なので無言の相手に向かって勝手に話を始めた。
自己紹介をして、そして今日の仕事の話。
仕事でつらかった事。
そんな事しているうちに、
そろそろポイントも無くなる時間になった。
「もうポイント無いからそろそろ切れるはずだから、じゃあね」
って言ったら。
「待って!」という。
はじめて聞いた相手の声。
僕のまねをして彼女は自分の自己紹介を始める。
しかし、その途中で電話が切れてしまった。
たぶん、他の誰も聞くことができなかった彼女の声、
それを聞くことができた。
なんとなく、嬉しい気分。
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