あこがれ-2／千晶

いやになる。　本当に嫌になる
今日も、です
今日も臭い。　くしゃみが出そうで出ない
ふっと気付くと、昨日の女の子が私の前にくっ付く様にしていたのに、
全く気が付きませんでした
何処の制服なのか、解りません
最近の女子高は、有名なデザイナーに頼むらしい
昔ながらのセーラー服じゃ、確かにセンスが悪い
今日もリュックで両手は胸の前に、ではなく左手だけ
左の胸の下に片方の胸が、ほんの少しだけ触れています
気にしない様にしますが大きそうです
護国寺で私の前でおじぎをし、降りて行きました


携帯が鳴っています
この着信音は、第一グループの女の一人
蓋を開けると、千晶
「今日の夜、忙しい？」
「一日中勉強で忙しい」
「意地悪を言わないで、夕食付き合ってよ」
「ご飯だけでいいんだね？」
「ほんと、意地悪」
「いいよ、何時に何処？」
「新横の羽衣、８時でいい？」
「オーケー」

少し過ぎて入って行くと、窓際の奥のテーブルに居ます
「先週、会ってくれなかったじゃない」
「いいかい、後９ヶ月しか無いんだ」
「貴方の事だから楽勝でしょうに」
「そんなに甘くない」
「うちのが言っているわ。　あいつは凄いって」
「私には、凄いのはあっちだけで良いけれどね」
「何にする？　私はお寿司にするけれど」
「肉」
「飲み物は？」
「ビール」


食べ終わり、部屋に入るなり服を脱ぎますが見せ方が上手い
下着だけになった身体は中々の物です
大きいオッパイは少し垂れては居ます
しかし、年にしては全く崩れがないのは食事には常に気を使い、
クラブで鍛えてもいるからでしょう
その努力に敬意を払って、本気でお相手をします
肌が白く、往った直後ピンクに染まる身体も素晴らしい

「今度の週末、泊まりでゴルフに行けない？」
「行けるようなら電話する」

　　　　　　　・・・つづく