- 名前
- zz987
- 性別
- ♂
- 年齢
- 62歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- スーパーアーティストzz987立川在住。平日/昼間のみ営業の秘密の遊園地・・御一緒に...
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九州出張 大乱痴気道中記 熊本編
2008年08月23日 01:00
そもそも、よその土地に行って、地元のちんぴらに喧嘩売っても何の得にもならないことぐらい分ってよ・・Fくん! しかも、Fくん、普段、気が弱いくせにお酒飲むと、妙にテンション上がって・・もう、酒癖悪いんだから・・。
熊本に着いてびっくりしたのは、熊本の女性、美人が多い!いや、ホント。これは、夜が愉しみだ・・などとバカなこと思いつつ、ワークショップをこなしていました。そして、夜。
熊本は、一緒に飲むはずだった地元新聞社の方が、急用で来れなくなったので、F君と二人です。勝手が分らない地方の夜は、それはそれでわくわくします。とりあえず、馬刺しを食べよう・・と云うことでそれ風の店に入りました。F君、今日は私と二人っきりのせいか、弱いくせによく飲みます。
「おーい、Fくーん。・・大丈夫?」
「まかせてくらはい。だだいじようぶれすよ」
「だめだ、こりゃ」
飲み始めて、1時間半でこの有り様!
「せんせー。知ってまふか?熊本、風俗、有名なんてすよー。」
「・・ほんと、だいじょうぶ?」
「ハイ!せんせー、ソープいきましょうよ」
「Fくーん。君、もう役に立たないと思うよ。」
「だだだいじょうぶれす。そっちは死ぬほど元気!あ-、トイレ行ってきまふ」
F君は普段は、本当に真面目な・・可哀相なくら・・真面目な若者です。しようがないなぁ、じゃあ、連れて行ってやるか・・そう思っていた矢先、なんだか、向こうで騒がしい音が・・。振り返って見てみると・・あちゃー、F君何かやったみたいで向こうでもめています。もう、酔っ払いが・・。面倒だから、放置です。私はお勘定を済まして、静観することにしました。
「F君どうしたの?」
「いや-、参りましたよ。向こうの客が変な方向に足だしていたのれ、私、引っ掛かって・・」
・・それで倒れ込んで、向こうの客の足を踏んで焼酎ひっくり返して・・ばか者が・・。
「れも、相手が悪いんれすよ-。だから、ビシ!と云ってやりましたよ-」
「・・あのね、よそに来て、只でさえ、東京もんだと云うだけで絡まれるのに、ちょっとは、わきまえなさいよ。この酔っ払いが!」
「はーい!しんつれいしばしたー」
・・とか云ってると・・
「おー、おまんらちょとまち!」
どうやら、さっきの客と仲間が追いかけて来た様です。こまったこまった。相手は3人。F君、何を思ったか、突然、威勢の良い啖呵を切って彼等に向かって行きました。結果は・・イチコロです。胸はって殴られに行った様なものですね。あーあ。
喧嘩とかと縁の無かったF君、完全に戦意喪失。
「お兄さん達、ごめんなさいね。こいつ、酔っ払ってて・・」
「なにー、おまんだれじゃ、こいつん上司か!」
「いや、・・まあそんなところですか。」
「部下が不始末は上司の責任じゃ!おまん、土下座してあやまってもらわんとな」
えー、土下座かよー。まあいいか。素直に私は土下座しました。・・ところが、その後、靴舐めろだのなんだの頭に来るような罵詈雑言!・・私、高校時代、デリバリーボーイでもありましたが・・もう一つの顔は裏番です。確かに、体は小さいけれど、喧嘩、強いです。高校時代は、タイマンで負けたことありません。・・・喧嘩というものは、戦意を喪失しない限り、必ず、勝てます。・・私、ついにキレてしましました。
「あのなあ・・お兄さん、もう、気が済んだんと違うんか!」
「なんなーやるんかー」
私は、とりあえず、3人の内の一番兄貴格のやつにガンを飛ばし挑発しました。案の定、そいつがかかって来ました。・・基本的に、顔を殴り掛かってくるやつは、素人です。ベアナックルでテンプル(こめかみ)に命中したら、殺しかねないからです。兄貴は素人でした。私の胸ぐらを掴んで来たので、私は右手を大きくバックスウィングして殴り掛かるポーズをとって・・左手を下から親指を立てて、兄貴の股を突き上げました。
兄貴悶絶。こちらは、『たま』潰すつもりで突き上げたので、兄貴は沈没です。
「なんーひきょうなあーー」
次のやつが飛びかかって来たので、今度は、顎を狙って、下からアッパーカット。顎を下から突き上げられると、一時的な脳しんとうを起こし、下半身が崩れてしまいます。腰が抜けた状態です。二人目もダウン。・・さすがに、3人目は、なんだかんだ云っていましたが・・かかって来ませんでした。・・よかったよかった。
座り込んでいるF君を引っぱり上げ、「逃げるぞ!」と耳打して、二人で大通りに向かって、一目散です。もちろん、向こうも、追いかけてくる元気はありません。・・でも、向こうは地元、こちらはアウェイですからね、逃げます。大通りでタクシーを捕まえ、乗り込んで、一息。
「・・どうする、F君。ソープ、行く?」
「・・先生、もういいです。酔いが醒めました・・」
自業自得とはいえ・・多少、気の毒に思った私は、ホテルの近くで飲み直すことにしました。飼い主に叱られたペット状態のF君でしたが・・次第に元気になり・・
「せんせー。知ってまふか?熊本、風俗、有名なんてすよー。」
「・・・・・」
「せんせー、ソープいきましょうよ」
「・・・・・」
F君・・アオタン作って、ソープかい!・・もう、こいつに飲ませるのやーめよー・・・っと!
明日は、雨の博多で、ソープ一軒、丸ごと買い占めて遊んだ・・という、紀伊国屋文左衛門ばりの、お大尽遊びバカ騒ぎ話!
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