検査結果・・報告

倒れたことで、慢性白血病から急性転化の可能性が懸念されていたため、検査をしたのですが・・。急性転化していれば、あと6ヶ月・・と、 余命を切られてしまうわけです。生まれて来たのだから、死ぬのは普通の話です。ただ、半年と云っても、最期の1、2ヶ月は多分あまり動けない状態でしょうし、結局、時間を切られて60日程度しか活動出来なさそうだとしたら・・・ちょっと悔しい気もします。

「結果から云います。今回の検査で急性転化の徴候は見られませんでした。」
「・・・よかったです・・・」
「いいえ、病気自体は悪化している状態です。」
「・・その程度なら、とりあえず、OKです。」
「んー、しかし、予断は許されない事態ですよ。」

担当医師の話だと、発病して５年以内に急性転化する可能性が高く、私の場合、そういう意味で予断は許させない様です。・・とりあえず、悪化している事実は伏せて、TにTELしておきました。

「今のところ、大丈夫らしいよ。」
「・・・よかった・・・」
「まあね。・・じゃあ、祝杯でも上げに行ますか。」
「・・うん、SさんとKちゃんにも声かけて良いですか？」
「ああ。いいよ。」

そんなわけで、みんな、ホッとしたのか良い感じで飲んでいます・・・私を除いて・・・。このまま行けば、そのままS邸になだれ込んで延長戦の模様です。私は、真面目にこの先のこと・・急性転化後の計画を綿密に練っておきたいので、そこそこで切り上げることにしました。

一人、立川まで戻ってきて行つけのPバーで余市のダブルを引っ掛けて、今、家につきました。うまく言えないのですが・・時間を切られていると云う実感が、程よい緊張と少々の不安をバランス良く保ち・・妙に心地良い気分です。・・さぁて、これからも、思いっきり、ダイヴするぞ！！・・決して、強がりではなく・・。