今日の1本その27

「人生は紙飛行機」の意味がわからないのって私だけ？

こんばんは。玉こんにゃくです。

「桐島です」@アップリンク吉祥寺

恐らく、日本で最も有名な指名手配犯のうちの一人、桐島聡の逃走劇。

湘南にある小さな工務店に雇われてから死亡するまでの後半部分が（監督の持つ「桐島聡とはこうあってほしい」という願望の部分が大半だったとしても）見応えあり。

犯罪者に対して抱く感想としてふさわしくはないだろうが、桐島が、自分を雇ってくれた工務店、自分の仕事、束の間だが手にした日常を愛していた様子が伝わってきた。

事務のおばさんにも頼りにされたり、毎晩バーでお酒を飲んだり、何より一つの仕事を続けることができたり、意外にも勤勉でやりくり上手だったのではと思わされた。
渾身のギャグがスベっていたのは気の毒笑

主演の毎熊克哉（と、ヘアメイクさん）に大きな拍手を。