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声も香りも温度さえも

2025年07月24日 22:46

YouTubeにコメントすると必ず「意地悪」と言われます。

こんばんは。玉こんにゃくです。

音楽でも小説でも、名作は夏に生まれる気がしている。
湯本香樹実の「夏の庭」とかミスチルの「君がいた夏」とかラズマタズの「FRUiTS」とかドレスコーズの「少年セゾン」とか江國香織の「つめたいよるに」とか。

いつどこで読んだかも覚えていないが、日本は夏休みが短いので、海外に比べてダイナミックな物語ではなく「ひと夏の〇〇」みたいな小品が生まれやすいそうだ。

そうか、小説家ミュージシャンも、夏の儚さを思って作品をつくるのか。

たった3ヶ月かそこらの季節に、例えば恋愛も勉強も遊びも旅もすべて詰めこまないとならないとしたら、そりゃ文字どおり充実したものになるだろう。そして線香花火で締めるのよね。

夏という空気感からインスピレーションを受け、言葉を紡ぎ、場合によっては音もつける。
これらの作業がいかに繊細であるか、いくら門外漢の私だって想像ぐらいはできる。
きっと、彼らは実際の夏を満喫することなくクーラーの効いた作業場で夏を作りだすのだろうなぁ、と。

私たちはそうしてできあがった夏を十分享受し、去りゆく季節に思いを馳せる。

そういえば私はひと夏の恋もしたことがなければ、夏バテというものもしたことがないのだが、これは夏を満喫したことになるのだろうか。

と、ここまで書いて、「かっこいい曲は冬にリリースされる」というミッシェルのチバの言葉を見つけて愕然としている。

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