- 名前
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「ジョジョ・ラビット」レビュー☆
2020年01月30日 00:41
ローマン・グリフィン・デイビス主演他。愛は最強。第二次世界大戦下のドイツ。10歳の少年ジョジョ(ローマン・グリフィン・デイビス)は、空想上の友達でもあるアドルフ・ヒトラー(タイカ・ワイティティ)の助けを借りて、青少年集団ヒトラーユーゲントの立派な兵士になろうと奮闘していた。しかし、心優しいジョジョは、訓練でウサギを殺すことができず、教官から<ジョジョ・ラビット>という不名誉なあだ名をつけられる。そんな中、ジョジョは母親(スカーレット・ヨハンソン)と二人で暮らす家の隠し部屋にユダヤ人少女エルサ(トーマシン・マッケンジー)が匿われていることに気付く。やがてジョジョは皮肉屋のアドルフの目を気にしながらも、強く勇敢なエルサに惹かれていく―。戦争への辛口ユーモアを利かせ、世界中が笑い涙する傑作、ここに誕生。
9/10点!!冒頭からヒトラー及びナチス政権を馬鹿にし過ぎてます(笑)アドルフの走り方が松尾スズキ過ぎて、だからワイティティ本人がやることにしたのかと笑ってしまいました(^_^;)ユダヤ人ハーフのワイティティがアドルフを演じていたり、シンプルなのだけど、ストレート過ぎる風刺が利いていて、ブラックでシニカルな笑いに溢れています。それでいて、子どもにとっての戦争や、悲劇的な面も真正面から描いていて、感情が多層的に積み上がっていき揺さぶられる、好きなタイプの作品です(*^¬^*)ジョジョにとって絵空事のような戦争=ボーイスカウト的な活躍をすることだったはずがどんどん身近に迫ってきて、でも、キャプテンK(サム・ロックウェル)に守られてなお、10歳のジョジョにはこれが現実なのだと実感しきれないんだろうなと思い、悲しくて鼻がツンとなりました。ジョジョなりに現実を生きていこうと覚悟を決めた‘靴紐’の描写も切なくて、子どもにこんな覚悟をさせなきゃいけないものはすべて間違っていると強く思いました。エルサ役のトーマシン・マッケンジーがルーニ・マーラとナタリー・ポートマンを足したような美人さんで将来に期待です(*^^*) 当時のドイツの市民情勢を色々織り込んでましたが、ジョジョ一家は結構裕福なのかな?自転車二台とか家も何部屋もあるし、支部に自由に出入りしてるし。ジョジョ目線なので、場所と時期が明確化されていなくて、想像しながら観るしかなかったです(終戦前はわかるけど)。一人対一人なら人種や考え方が違っても相手のことを思いやれるのに、考えを貫くために集団になればなるほど、相手が見えなくなる、生き方や思想について考えさせられる秀作です。2020年公開。
このデジログへのコメント
映画界に ユダヤ人 は大活躍
民族性もありますが、WWⅡ前後
ヨーロッパで迫害を受けた移民が
ユダヤの存在を世界に知らしめた
近代~現代は欧米が世界を変えた
時代に翻弄された人々の訴えかけ
深奥
> ロイ(仮名)さん
色んなジャンルをバランス良く詰め込んでて飽きないですよね(^^)でも、ワイティティ監督作がシネコンでやってると不思議な感じです。ミニシアターで出会いたい良作。
> まんかつさん
どの業界でも大活躍ですよね。綺麗な顔立ちが多いのでもちろん映画界でもそうですし。空いてたので皆観てくれたらいいなぁと思いながら観てました。
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