デジカフェはJavaScriptを使用しています。

JavaScriptを有効にすると、デジカフェをより快適にご利用できます。
ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからご利用ください。

「ラストレター」レビュー☆

2020年01月08日 23:40

「ラストレター」レビュー☆

松たか子主演他。君にまだずっと恋してるって言ったら信じますか?裕里(松たか子)の姉の未咲が、亡くなった。裕里は葬儀の場で、未咲の面影を残す娘の鮎美(広瀬すず)から、未咲宛ての同窓会の案内と、未咲が鮎美に残した手紙の存在を告げられる。未咲の死を知らせるために行った同窓会で、学校のヒロインだった姉と勘違いされてしまう裕里。そしてその場で、初恋の相手・鏡史郎(福山雅治)と再会することに。勘違いから始まった、裕里と鏡史郎の不思議な文通。裕里は、未咲のふりをして、手紙を書き続ける。その内のひとつの手紙が鮎美に届いてしまったことで、鮎美は鏡史郎(回想・神木隆之介)と未咲(回想・広瀬すず)、そして裕里(回想・森七菜)の学生時代の淡い初恋の思い出を巡りだす。ひょんなことから彼らを繋いだ手紙は、未咲の死の真相、そして過去と現在、心に蓋をしてきたそれぞれの初恋の思いを、時を超えて動かしていく―。いまだに読めずにいる“最後の手紙”に込められた、初恋の記憶―日本映画史に残る、珠玉のラブストーリーが誕生する。

7/10点!!原作読んでます。原作はナルチズムが強いというか、本作も福山さんがイケメンオーラを消し、その空気感を見事に醸し出していて、割と気持ち悪かったです(爆^_^;) あのハニカミで気持ち悪くないのって神木くんだけなんだなと知りました。岩井作品は、邦画なのだけど洋風だったり無国籍風だったりする作風が多いので、ガッチリ日本の宮城舞台なのが初めは不思議な感じでした。その空気感を引き戻してくれたのが松さんで、最初、女性にしかわからない嫌らしさを持った裕里→松たか子?とイメージがわかなかったのですが、裕里にしかわからない思考回路でワチャワチャ動く彼女は可愛らしく、流石、松さんでした(*^^*)庵野さんが予想を遥かに超えた棒読みで(笑)、「風立ちぬ」は観ていないのですが、大丈夫だったのでしょうか?(汗)原作の手紙が届くまでの時間差のゆったり感と比べて、かなり駆け足に感じましたが、多分ゆったりだと皆寝ちゃいますよね(^_^;) いつもの美しいものを散りばめた岩井作品ではなく、何者かになりたかった、何者にもなれなかった大人のドロドロした感情や、やるせなさ、鬱屈を描いていて、でも、その中にひとつのことだけを突き詰めた人間だけが持てる純度100%の結晶のような煌めきが、確かに他者に届いた瞬間、涙が溢れていました。あのシーンは「海街diary」の時の雰囲気を醸し出す広瀬すずの演技にかなり助けられていたと思います。主題歌の「カエルノウタ」も鮎美たち三人が滝で遊ぶシーンと重なり、綺麗だなーと再び涙が頬を伝っていました。原作より映画の方が程よくライトで面白かったです(*^¬^*) 2020年公開。

このデジログへのコメント

  • はらぺこ 2020年01月10日 19:07

    これも、、観たいなヽ(*´▽)ノ♪

    って思いました(*´∇`*)

  • ユリ 2020年01月11日 04:03

    > はらぺこさん
    岩井俊二監督が映画監督の中で一番好きなんです。これは原作は微妙だったのですが、映画はまさかの泣かされました。やっぱり岩井さんは映画監督なんだなって。今年のオリジナル作品の目玉ですよね

コメントを書く

同じ趣味の友達を探そう♪

  • 新規会員登録(無料)

プロフィール

ユリ

  • メールを送信する
<2020年01月>
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31