- 名前
- ユリ
- 性別
- ♀
- 年齢
- 42歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 見た目細身の天然ってよくいわれます。でもけっこうしっかりしてます。自分的に。映画と読...
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「一月の声に歓びを刻め」レビュー☆
2024年10月27日 00:07
前田敦子主演他。美しく、凄惨な、罪の歌。三つの島を舞台に、“ある事件”と“れいこ”を探す心の旅。
北海道・洞爺湖。お正月を迎え、一人暮らしのマキ(カルーセル麻紀)の家に家族が集まった。マキが丁寧に作った御節料理を囲んだ一家団欒のひとときに、そこはかとなく喪失の気が漂う。マキはかつて次女のれいこを亡くしていたのだった。それ以降女性として生きてきた“父”のマキを、長女の美砂子は完全には受け入れていない。家族が帰り静まり返ると、マキの忘れ難い過去の記憶が蘇りはじめる・・・。
東京・八丈島。大昔に罪人が流されたという島に暮らす誠(哀川翔)。妊娠した娘の海が、5年ぶりに帰省した。何も話そうとしない海だったが、誠は海の部屋で手紙に同封された離婚届を見つけてしまう。
大阪・堂島。れいこは数日前まで電話で話していた元恋人の葬儀に駆け付けるため、故郷を訪れた。茫然自失状態のれいこはレンタル彼氏をしている男に声をかけられる。過去のトラウマから誰にも触れることができなかったれいこは、そんな自分を変えるため、その男と一晩過ごすことを決意する。やがてそれぞれの声なき声が呼応し交錯していく。ひとりの人間が発したか細い声は、はるか海を超え、波に乗り、どこかの誰かへと届くかもしれない。これは声なき声で繋がるすべての人の物語。
1/10点!!解説がないと作品の意図するところが分からない映画ってどうなのかな。三島監督の体験を元にアテ書きで書いたそうですが。すべて普通なら経験しえないヘビーなトラウマがベースになっているので、同様の経験をした人なら魂が呼応するように映画に反応出来そう。「メランコリア」で私がそうだったように。3部作のバトンが悪かったので、ひとつの作品として綺麗に流れていかないというか。しかもカルーセルさんの章なんか戯曲的だし舞台的でもあるから、ついていけない人が多そう。監督が目指したターゲット層はどんな人々なのだろう?2024年公開。
このデジログへのコメント
前田敦子さん…最近みない
カルーセル麻紀さんも同じ
公開終了していたんだ
シリアス…日本のシリアスは重量感が物足りないと
言うか、作り物としか感じない…主観ですが…
海外のシリアスは重力感と迫力は凄い
> 八咫烏さん
コメントありがとうございます。嬉しいです。最近事情がありサブスクばかりなので公開終了しているものが殆どです。普段の三島さんはちゃんとシリアスなんですけどね、今回もシリアスなんですけど→
> 八咫烏さん
→そうきたかーという戯曲的な感じで。重厚感はあえて日本映画全体、軽めにしているところがあって、そうしないと「重すぎる」という理由でよほどの秀作じゃない限り、お客さんが入らないんですよね
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