- 名前
- ウルトラ7
- 性別
- ♂
- 年齢
- 63歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- ガツガツして欲しい貴女、他の方をお訪ねください。 まったり、ねっとりの専門店です。但...
JavaScriptを有効にすると、デジカフェをより快適にご利用できます。
ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからご利用ください。
沈みゆく泥舟だからの惡足掻き
2017年11月20日 01:44
今のこはぜ屋は泥舟
なんだよ―――!!!
沈みゆく斜陽の先に
射し込むか希望の光
『陸王』第5話より
ドラマ『陸王』は面白い。
面白いが、どっぷりハマるまでには至らなかった、先週までは。
原作:池井戸潤
『下町ロケット』は小学舘だったが、『陸王』は集英社からの刊行。
だが、ドラマ化はどちらも日曜劇場。
スタッフもスタイルもほぼ同じ。
でも、トーン重めで、フィールド小さめ。
オマケに、『仰げば尊し』では主演の寺尾聡がこちらでは助演。
サビの『Jupiter』も、私なんかは『金八』で泣かされた曲なのね。
どーしても、2匹目のスケールダウンの感、あるにはあった。
ただ、『下町ロケット』をご覧の方はご存知だろうが、キャラクターの描写はドラマの方がすっきりとし、分かりやすく、深みも増してゆく。
原作では足踏みに感じる説明等はドラマではシェイプアップされ、ディティール描写のボリュームアップは見応えあり。
その辺り、外さないって信頼感はあったし、実際、ここまで面白い。
ただ、のめり込むまではなかった。
「今のこはぜ屋は、泥舟なんだよ!」
―――泥舟に乗った経験者には、この台詞は殺し文句。
コレが、のめり込まずにいられるか!
最初(正確には2番目)のアニメスタジオ、その倒産前のゴタゴタの数々。
雀の泪の給料が遅配し始めた秋。
それまで東映動画直属だったが、他社の『ダイケンゴー』『ウルトラマン80』やるにはやったが、焼け石に水。
乾き物と菓子しか用意できない、大掃除後の忘年会。
新たな年明けに、いよいよ仕事は途切れ始め、給料の遅配は3ヶ月におよび、結局は支払われることはなかった。
頭のよゐ奴ぁ、早めに見切りつけ、とっと辞めるところだが、何とち狂ったか、結局最期まで全員残り、誰一人逃げ出す者はいなかった。
「馬鹿」の字が付く正直者ってか、お人好しばかりが、そこにはいた。
倒産の原因は社長の使い込みで、どんぶり勘定のアニメスタジオは珍しくないが、18歳の私にはヘビーな体験。
ま~だ2年目の新米動画マンに、何ができるって訳でもなかったけど、それでもまぁー、色々あった。
私のトコは、ズブズブと沈みだして、そのまま、ズブズブズブと沈んだ。
だが、こはぜ屋は違うくさい。
↑ドラマだから、当たり前か (笑)
オマケに池井戸原作、その辺りはスンナリとゆく筈もなく、ガッツリ魅せてくれそーだ \(^◇^)/
楽しみ♪ 楽しみ♪
このデジログへのコメント
コメントを書く