- 名前
- ユリ
- 性別
- ♀
- 年齢
- 42歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 見た目細身の天然ってよくいわれます。でもけっこうしっかりしてます。自分的に。映画と読...
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「ちょっと今から仕事やめてくる」レビュー☆
2017年06月11日 23:30
福士蒼汰、工藤阿須加主演他。仕事のノルマが厳しく、青山隆(工藤阿須加)は精神的に追い詰められ、疲労のあまり駅のホームから落ちそうになったところを、幼馴染みのヤマモト(福士蒼汰)と名乗る男に救われる。だが、隆には彼の記憶がまったく無かった―大阪弁でいつでも爽やかな笑顔を見せる謎の男、ヤマモトで出会ってからというもの、隆は本来の明るさを取り戻し、仕事の成績も次第に上がってゆく。ある日、ふとしたきっかけから隆がヤマモトについて調べてゆくと、何と3年前に自殺していたことが分かる。それではヤマモトと名乗る、あの男は一体何者なのか?その真実が明らかになるラストに、誰もが涙する。すべての“働く人”が共感して泣いた、50万部突破のベストセラー小説が待望の映画化。
5/10点!!原作未読です。でも、結末まで知っていて、なのでヤマモトの職業と結末が違っていて、ファンタジックさが増していました。現代社会の闇を映し出したような内容なので、私は原作通りのラストの方が地に足が付いていて良かったような気がします。監督が成島出さんでびっくり(*゜Q゜*) 成島さんがサラリと読めてしまうライトノベルを、登場人物の感情に丁寧に寄り添った映画に引き上げていたと思います。しかし、内容は予定調和で予想外の展開はゼロです。しかし、これに観客がたくさん入るのは、泣くのは、自殺大国日本だからだと思うと、何だかなぁ(>_<) 私も昔、「逃げてもいいんだよ。」と教えられた事があります。真面目な人ほど、心身が限界で壊れても踏ん張ろうとしてしまうもので、当時の私も「逃げていい」と言われていなかったら、死んでいたと思います。壊れるくらいなら逃げればいい、自分を傷つけるくらいなら他害衝動をコントロールする方がまだいい、だって自分を傷つけるのは簡単だから。「逃げ方」って習わないんですよね。負けるな頑張れしか言わない日本の教育に問題があって社会に出てからも当然それが続く。明らかにおかしいのに、感覚が麻痺しておかしいのに気付かない。そんな人たちの心に一石を投じる作品になってくれればいいなと思いました。黒木華はメークが濃くてブラ紐が見えてて魔女みたい。所謂、普通のナチュラルメークの彼女が追い詰められていく方が説得力があったと思うので、それはやり過ぎで残念でした。福士くんと工藤くんは割りと良かったですが、もう少し感情が漏れるようにならないとこれからは厳しいと思います。2017年公開。
このデジログへのコメント
読ませて頂いて、、原作先ず読んで
見たくなりました!(*^^*)
> はらぺこさん
サラリーマンの方はかなり共感するみたいです。でもライトノベルなので小中学生で読めるくらい余白が多い感じです(世界から猫~みたいな)。
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