- 名前
- ユリ
- 性別
- ♀
- 年齢
- 42歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 見た目細身の天然ってよくいわれます。でもけっこうしっかりしてます。自分的に。映画と読...
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「光をくれた人」レビュー☆
2017年06月04日 00:07
マイケル・ファスベンダー、アリシア・ヴィキャンデル主演他。戦争により心を閉ざし孤独だけを求め、オーストラリアの孤島で灯台守となったトム(マイケル・ファスベンダー)。しかし、美しく快活なイザベル(アリシア・ヴィキャンデル)が彼に再び生きる力を与えてくれた。彼らは結ばれ、孤島で幸福に暮らすが、度重なる流産はイザベルの心を傷つける。ある日、島にボートが流れ着く。乗っていたのは見知らぬ男の死体と泣き叫ぶ女の子の赤ん坊。赤ん坊を娘として育てたいと願うイザベル。それが過ちと知りつつ願いを受け入れるトム。4年後、愛らしく育った娘と幸せの絶頂にいた二人は、偶然にも娘の生みの母親ハナ(レイチェル・ワイズ)と出会ってしまう―。孤島に暮らす灯台守の夫婦。他に誰もいらない。そう願うほど幸福だった。その<罪>に気付くまでは。「ブルーバレンタイン」のデレク・シアンフランス監督×マイケル・ファスベンダー×アリシア・ヴィキャンデルの最高のコラボレーションで贈る愛の物語。
10/10点!!デレク監督お得意の「罪」と「赦し」を廻る“感情の旅路”。余韻が凄まじく、胸を直接鷲掴みされたような苦しさに涙が止まりませんでした。愛することが罪だなんて辛過ぎます(;_;) 罪に囚われたトム夫婦と罪を手離したハナ夫婦という2つの対比する男女の生き様を、エモーションに描き切っています。「一度赦すだけでいい。」ってすごい言葉です。それを実行できるハナはもっとすごい。トムもすごい。イザベルは間違った選択をしてしまったけれど、3人とも海より深い愛の持ち主です。今、不妊は社会現象のようになっていて、それを抱える彼女たちはそっと見守られるような存在になっています。けれど、私にとっては、不妊は子ども時代から向き合ってきたものなので、自分が死ぬほど苦しいからといって、他の妊婦さんを恨むとか、ましてや母親がいるかも知れない赤ちゃんを奪うなんて、お門違いだし、絶対にやったらいけないことだと思います。イザベルは不妊クライシス状態だったのだから、医者にかかるべきでした。しかし、それが頭で分かっていても、彼らの愛や行動に、心を突き動かされてしまいます(>_<) そして、ルーシー・グレースの幼少期を演じている二人がとんでも可愛い!(*´∇`*) これは手離せなくて当たり前というくらい天使です!成長したルーシー・グレースを演じているカレン・ピストリアスも、ケイト・ウィンスレットに似た目を引く美しさで、おそらくこれから活躍することでしょう。(デレク作品に抜擢された若手はブレイク必至!)引き返す岐路を愛を求める故に突き進んでしまった彼らと共に悩み、悲しみ、愛する時間を漂流する、絶対観るべき逸作です。2017年公開。
このデジログへのコメント
観たい!観たい!観た~い(^O^)
って思った(*^^*)
> はらぺこさん
新宿で1日1回しかやってないんですよ(>_<)公開日からずっと。あとは日比谷。すっごく良い作品だしデレク監督は日本にファンが多いのに!!夫婦割りを使ってる年配のご夫婦が多かったです。
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