- 名前
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- 見た目細身の天然ってよくいわれます。でもけっこうしっかりしてます。自分的に。映画と読...
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「メアリと魔女の花」レビュー☆
2017年06月30日 23:37
声:杉咲花主演他。魔女、ふたたび。その森にしかなくて、七年に一度しか咲かない花<夜間飛行>。それはかつて、魔女の国から盗み出された禁断の“魔女の花”だった。一夜限りの不思議な力を手にしたメアリ(声:杉咲花)は、雲海にそびえ立つ魔法大学“エンドア”への入学を許可されるが、メアリがついたひとつの嘘が、やがて、大切な人を巻き込んだ大事件を引き起こしていく。次第に明らかになる“魔女の花”の正体。メアリは魔女の国から逃れるため、すべての魔法を終わらせようとする。しかしその時、メアリはすべての力を失ってしまう。メアリは出会う。驚きと歓び。過ちと運命。そして、小さな勇気に。あらゆる世代の心を揺さぶるまったく新しい魔女映画が誕生。「借りぐらしのアリエッティ」の米林宏昌監督が贈るスタジオポノック第一回長編作品。
9/10点!!これまでジブリで学んできたことの集大成とそこからの解放のお話で、製作陣の超えるぞ!という熱量を全てのシーンからヒシヒシと感じられる作品です。「アリエッティ」と「マーニー」のような田舎町で、「トトロ」の茂みを抜けたら意志を持つ古いホウキがあって。それに乗ったら、「ハウル」や「ラピュタ」、「猫の恩返し」のような魔法大学に辿り着いて、「千と千尋」のような怖い魔法使いがいて。「もののけ姫」や「ポニョ」的描写もあり、なり振り構わず、禁じ手を使いまくりな気もしましたが、クライマックスのメアリの「魔法なんかいらない!」という強い叫びが、その全てを捨て去り、新しく築いていくというカタルシスになっていて、素晴らしかったです(*^▽^*) そこからは、ジブリにいたら絶対出来ないセカイノオワリの主題歌が流れたり、動物たちが走り去り、メアリたちが鮮やかに飛び立つ姿に、スタジオポノック製作陣の巣立ちを重ねてしまい、エンドロールのクレジットを観たら、涙がボロボロ溢れてきてしまいました(;_;)内容云々より、製作陣の熱量勝ち(笑)負けました(^_^;) だって、新海さんとこのコミックス・ウェーブと細田さんのスタジオ地図と庵野さん、ウォルト・ディズニーを始めとした日本のあらゆるアニメーションスタジオの名前がズラリと並んでるんですよ(>_<) 皆の溢れんばかりの次世代へ紡ぐ想いと感謝が( ´△`)宮崎さんは新作を撮ると言っていますが、一つの時代が終わり、新たな時代に突入したのを感じ、胸がいっぱいです(;_;) 映画自体は、やや駆け足な気はしましたが、全てのアニメーションの世界観を良いとこどりしたような禁じ手使いまくりなので、面白くないわけがなく、テンポも良かったです。無理にオマージュを入れてるところもあり、統一感には欠けましたが。ピーター(声:神木隆之介)との関係性を築けていないまま、ストーリーが進んでしまったのは、どうかなと思いましたが・・・。猫ちゃんにももう少し意味を持たせた方が、良かったかも。神木くんはシークレットキャスト扱いになっていますが、予告に出てるし、公開前にあれだけ披露してるのでは、シークレットになってないです(>_<) こればかりは「るろうに剣心」の福山さんのように、完全にシークレットにした方が絶対感動が増したと思います。杉咲花ちゃんは声まで幼くてやたらに可愛いです(笑)メアリの初登場シーンのほっぺを膨らました退屈そうな表情からの杉咲花ちゃんの声は反則。撫で回したい・・・が、声が幼いので、設定年齢がわからないです(爆)10~12歳?今作はあらゆる欠点を飲み込むだけのパワーがあったので、スタジオポノックの本当の勝負は次作です。2017年公開。
このデジログへのコメント
> ゆーた★さん
私も最後の方のジブリは観たり観なかったりです。でも9点は制作陣の熱量に、です。アニメ映像から伝わってくる熱量に泣かされたなんてびっくりでしたが、本当にボロボロ泣いてしまいました。
凄いですね(^○^)
レビューからも熱さが伝わって来ました(^-^)
絶対観るぞ!(^○^)
> はらぺこさん
作品的にはジブリ初期な感じで、こどもが喜びそうな映画です。後期は大人向けが多かったですからね。でも泣いてる人は一人もいなくて、しかもエンドクレジットで泣いたっていうw
> GRAYさん
パクリすぎっていう批判的な意見もありますが、私はそれも含めて制作陣の熱量に涙が溢れてきて、今でもメアリのことを思うだけで泣けてくるので、観る価値はあると思います(^^)
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