- 名前
- ユリ
- 性別
- ♀
- 年齢
- 42歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 見た目細身の天然ってよくいわれます。でもけっこうしっかりしてます。自分的に。映画と読...
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「秒速5センチメートル」レビュー☆
2017年01月01日 18:12
声:水橋研二、近藤好美主演他。どれほどの速さで生きれば、きみにまた会えるのか―小学校の卒業と同時に離れ離れになった遠野貴樹(水橋研二)と篠原明里(近藤好美)。二人だけの間に存在していた特別な想いをよそに、時だけが過ぎていった。そんなある日、大雪が降るなか、ついに貴樹は明里に会いにいく・・・。貴樹と明里の再会の日を描いた「桜花抄」、その後の貴樹を別の人物の視点から描いた「コスモナウト」、そして彼らの魂の彷徨(ほうこう)を切り取った表題作「秒速5センチメートル」からなる連作短編アニメーション。
7/10点!!何だか凄いものを観て、色々な汚れがデトックスされました!(爆)絵コンテとかキャラクターデザインは下手くそと言っていいほどで、空の蒼も「オーロラ?いくら島でも日本ではあれは見えないよ。」と思うのに、話が進むにつれ世界観に、二人の行方に、引力の様に惹き込まれました(*^^*) 主役の二人の13歳という年齢設定が肝ですね。強く迷いのない想いや強さはあるのに、それを保つ術はまだ持たない、時間の速さを知らない若い二人の姿に、ノスタルジーにどっぷり浸ってしまいました。13歳だもんね、不安だよね(>_<)新海さんの「蒼」はありえない色使いの連続なのですが、それが潔いくらいに綺麗で、「新海ワールド」だと認知するには良いと思いました。あの色合いに理由付けが出来たら素晴らしかったと思います。「コスモナウト」の花苗も良かったです。ドキドキしながら待ち伏せして話すだけで胸が苦しくて・・・そういう経験がある大人たちの心を、一気に中学生まで戻してくれます。全体にわたって光の差し込み方があやふやで柔らかで、暖かくて、素晴らしかったです。ワンシーンに何か所からも色々な光が差し込まれているんです。これが新海ワールドか~と納得しました。音楽・山崎まさよしの「Onemoretime,Onemore chance」の使い方も、もう作品の3割くらいを音楽に背負わせちゃっていて潔くて逆に素晴らしい!(笑)「~onemore chance」とか言われちゃってたら、「もしかして!」って最後まで食い入るように観てしまうじゃないですか!(^^;)桜も綺麗だったなぁ、「桜が印象的な映画」にランクインしてくるくらい。実写でも成立しそうな世界なのですが、それだと相当上手い訳者さんを揃えなければならないので、アニメーションなんだなって思いました。それくらい、実写にしてもおかしくないくらい素敵なショートストーリーです。岩井俊二監督と少し似てるかな?岩井さんの「自分の作りたい美しい世界観を映画にしたら、周りも認めてくれた。」という状況に近い気がします、新海さん。これを2007年にリアルタイムで観ていたら物凄く驚いたと思います。新海さんの作品DVDは部屋を真っ暗にして観るのが鉄則です。2007年公開。
あ!!
編集でとってつけたようなのですが(とってつけてるのですが)
明けましておめでとうございます!!
フレンド登録してくださっている方も読んでくださったりコメントくださっている方も、
少しずつですが増えていて有り難い限りです。
今年は映画と病気と仕事とバランス良くうまくやりたいので、
映画の比率が減ると思いますが、ゆっくりお付き合いしていただけたら嬉しいです。
今年も宜しくお願い致します。
ユリ
このデジログへのコメント
> julianさん
月とキャベツ!懐かしい!でも山崎さんは私のちょっと前の世代なんですよね。13歳はあんなに大人びてなかったけど、15歳はダイレクトに引き戻されました。新海さんのピュアさが恐ろしい!
明けましておめでとうございますm(vv)m
今年最初のユリさんのレビュー!見てみたくなりました(^^v
今年もよろしくお願いいたしますm(vv)m
PS:「追憶の森」何かよかったです(^^/
> はらぺこさん
明けましておめでとうございます「追憶の森」依頼されて記事書いたくせに観てないです(爆)そんな私ですが、今年も宜しくお願い致します♪
> GRAYさん
秒速は3話構成で1話20分で一応盛り上がりは各話にあるので観やすいです(^^)「かもめ~」の監督さんが撮る最新作が全然違う毛色で気になってます。
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