お爺チャンの X'mas♪

おはよう＼(^∇^)／

夕べはパーティー？
それとも忘年会？

胃袋に お疲れさま！
そして ありがとう！








昼下り、川辺りの遊歩道―――


釣り人から離れて独り植え込みに座る、ギターを抱えたお爺チャン。悴む両手を口元に寄せ、擦り合わせて息をかけている。


寒そう。

だけど、何だか健気(笑)








―――以下は、私の妄想です。

















脇道に歩を進めると、お爺チャンこそ見えないが、辿々しいギターの調べが聞こえてくる。



……『ジングルベル』だあ♪


今夜は家族が揃い、X'masパーティー。


女性陣は、料理に掃除に大わらわ。冬休みに入って、子供たちも家の中にて、ウロチョロゴロと場所を取る。


居場所をなくしたお爺チャン。邪魔にされる前に表に避難したついで、昔取った杵柄のギターの練習と決め込んだ。


自分の奏でるギターの調べで、孫と歌うは『ジングルベル』♪


……と、いきたいトコではあるけど、如何せん指が覚束ない (;＞_＜;)



はああーっ。

合わせる指に息吐きかけて、手を摺り合わす。



気を取り直して、お爺チャン。ギターを抱えて、指スタンバイ―――













―――んなことを頭に浮かべて、出掛ける私の足取りは軽かった♪


用事を済ませ、夕方通った時にはもう居なかったお爺チャン、ギターの勘は戻ったのかな？


夕べ、お爺チャンにとって人生一番のときめきだったら、何だか嬉しい。


何かやろうってのは、歳じゃない。その時は、いつだってときめくモノ。





だからいつだって、次こそ一番♪